建て方の工法(エレベーター)


ホームエレベーター、上昇中

 高齢化社会を見すえた住宅づくりが産業のメインテーマとなった今、住宅設備で最も熱い視線を浴びているのがホームエレベーターです。
 ホームエレベーターが住宅設備の新しいアイテムとして仲間入りしたのは1987年。それまでは、建築基準法によって個人住宅を対象としたエレベーターの設置が、その安全性のゆえに厳しく制限されてきたため、供給される設備も500万〜600万円と高価で、限られた住宅にしか採用できませんでした。
 しかし、高齢化社会の到来や宅地の有効利用などを見越して規制の緩和が進められ、次いで89年建築基準法の改正に伴う木造三階建て住宅が解禁され、一気に商品化が進むこととなりました。
 システムは、駆動方式によって「つるべ式」「油圧式」「空気圧式」の3タイプに分類され、大半を「つるべ式」が占めています。その価格も300万円を切る商品が次々に出て、現在では、二人乗りで240万円前後まで下がっています。
 住宅金融公庫や年金住宅融資の割増融資対策工事にも入っており、需要の裾野は今後ますます広がっていくものと思います。

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