「屋上庭園」で敷地が狭くても庭のある家を楽しもう

家を建てる際、「庭のある家に住みたい」と望む方は少なくありません。しかし、置かれている状況によっては、その望みを叶えることが難しい場合もあります。特に、敷地面積が狭い場合、庭のために十分な空間を確保することは困難でしょう。

・「庭のある家」にあこがれている
・家の敷地が狭く、家庭菜園にチャレンジしたいが諦めるしかない

という方も多くいるのです。

しかし、狭い敷地で家庭菜園を楽しむ方法もあります。それは「屋上庭園」を造ることです。屋上庭園とはどのようなものなのか、どんなメリット・デメリットがあるのかご紹介しましょう。

雨漏りと落下物が生じるリスクに注意

屋上庭園は、建物の屋上部分に土を盛り、給排水設備を取り付けることで「庭」としての機能を持たせる設備です。住宅は下の階には居住空間、最上階には「庭」という構造になります。

導入するメリットとしては、

  • 敷地が狭くても庭のある家を手に入れることができる
  • 住まいを緑化することができる

といった点が挙げられます。

一方、デメリットしては、

  • 雨漏りが増えるリスクがある
  • 落ち葉などが発生し近隣住民とトラブルになる恐れがある

といったことが挙げられます。屋上庭園では、植物を育てるため建物の上部分で通常より長い時間大量の水分を保持しなくてはなりません。その分、建物の構造を水分を保持しやすい形にする必要があるのです。保持された水分が役割を終えた後自然に排出されればいいのですが、そうでない場合は雨漏りの原因になることも。

屋上で植物を育てるため、花粉や落ち葉などが発生した場合、風にのって階下に落下していく可能性があります。近隣住民に迷惑を与え、人間関係のトラブルが起きる恐れもさることながら、重みのあるものが落下した場合は命の危険が生じることもあるでしょう。

信頼できるメーカーに施工を任せ、育てる植物選びには細心の注意を

以上のようなデメリットを防ぐには、どうしたらいいのでしょうか。

まず、雨漏りの発生を予防する方法をご紹介しましょう。ひとことで言うと、技術力のしっかりしている信頼できるメーカーを選ぶことです。屋上庭園の施工には高い技術力が求められます。雨漏りを起こしたことのない業者や、技術力に定評のある大手ハウスメーカーなどを選んで施工を依頼すれば、リスクを減らすことは可能です。

落下物の危険に対しては、家主自身の注意によってリスクを減らすしかありません。花粉や落ち葉が発生する植物は育てない、枯れた植物が風にのって飛散していないか、落ちる可能性はないか、毎日チェックを欠かさないようにしましょう。万が一事故が起きてしまった時に備えて、日常的に近隣住民とコミュニケーションをとっておくのも忘れないでください。

屋上緑化には建物を長持ちさせる効果もある

実は、屋上庭園には敷地が狭くても庭を持てるということ以外に、副次的なメリットがたくさんあります。いくつか代表的な例をご紹介しましょう。

  • 土と植物によって建物の温度変化が緩やかになり、断熱効果が得られる。
  • 植物が増え、都市の緑化につながる ・「庭」が紫外線を遮るため、建物の劣化が低減される ・草花や野菜が酸素を生み出し、空気を清浄化する

屋上で植物を育てるということは、捉え方を変えると「屋上緑化」でもあります。屋上転園をつくることは、自然とともに生きる家をつくることでもあるのです。

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