新築を建てる際の屋根の形状選びのポイントとは?

家の外観デザインを大きく左右するポイントのひとつに「屋根の形状」があります。家の外壁が見えないほど遠く離れた距離からでも、屋根だけは見えてしまうこともあるでしょう。

今回は、

  • 屋根の形状選びに悩んでいる
  • 見た目だけでなく、機能性も考えて屋根の形状を選びたい

という方のために、屋根の形状選びのポイントをご紹介したいと思います。

切妻屋根・寄棟屋根・入母屋屋根

まずは、代表的な屋根の形状として切妻屋根・寄棟屋根・入母屋屋をご紹介したいと思います。

切妻屋根は、最も一般的な屋根の形状であると言えるでしょう。四角い建物部分に二等辺三角形の屋根が乗っかっている、よくある建物の形をイメージしてください。あの形状が切妻屋根です。特徴は、構造がシンプルなため雨漏りにしにくいということです。特にデザイン上のこだわりがないのなら、切妻屋根を選ぶのもいいでしょう。

寄棟屋根とは、2つの台形ともう2つの三角形を合わせてできる屋根の形状です。ちょうど家の一番高い部分が一本の線になり、建物の4面すべてにそれぞれ傾斜ができているような形になります。最近流行りの形ですが、3つの面が接合する頂点部分が雨漏りしやすいので注意してください。

入母屋屋根とは、上部分が切妻屋根、下部分が寄棟屋根のような構造になっている屋根のことです。一般的には瓦屋根などによく使われます。見た目は非常に美しいですが、形が複雑になるため雨漏りにはさらに注意が必要です。

陸屋根・片流れ屋根・招き屋根

続いて、陸屋根・片流れ屋根・招き屋根についてご説明しましょう。

陸屋根とは、アパートなどでよく見られるまっ平らな形をした屋根のことです。屋上をなんらかの形で利用したり、豪雪地帯では不意の落雪を予防したりするのに向いています。ただし、排水の仕組みを整えていないと雨水が溜まりやすく、雨漏りしやすいので注意してください。

片流れ屋根とはその名の通り、屋根がひとつの斜めの面になっていて雨が家の1面に対してのみ落下する形状のことをいいます。構造が単純なので雨漏りしにくく、一見したところ雨が一箇所に固まるので排水が楽なように思われるかもしれません。しかし、逆に集中した雨水によって家の周囲が水で溢れてしまうこともありうるので、気をつける必要があります。

最後にご紹介する招き屋根とは、切妻屋根の片側を段違いにして、少し上側にずらした形状のものをいいます。屋根の片側の勾配が急になり、建物を高くできるため、屋根裏を収納スペースなどとして使うこともできるでしょう。その他の特徴は切妻屋根に準じています。

材料を決めてから形状を決める方法も

形状を決めてから材料を決めるのではなく、先に材料を決めておいてから形状を決める方法もあります。たとえば、屋根材に瓦を使うのであれば、屋根の傾斜がなだらかになる入母屋屋根が向いています。一方、スレートなどは汎用性が高いため、ほとんどの屋根形状に対して使用することができます。

材料によって、適した屋根の形状は異なります。素材の良さを活かすことが、失敗しない家づくりにつながるのです。

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