雨水を有効利用できる、雨水タンクのメリットとは?

  • 自然の力を利用して環境にやさしい生活を送りたい
  • 家庭での資源消費を抑えたい"

住宅の新築を考えている方の中には、こうした要望を持つ方も多いと思います。「環境にやさしい」、「省エネ・エコに役立つ」というと、多くの方は太陽光発電など、最新テクノロジーを採用した高額なハイテク機器を思い浮かべることでしょう。

しかし、もっと安価で手軽に自然の資源を利用できる設備もあります。今回はそうしたシンプルなエコ設備のひとつ「雨水タンク」を取り上げ、そのメリットとデメリットをご紹介しましょう。

水道代節約に役立つ雨水タンクの仕組み

雨水タンクとは、雨を一時的に保存しておき、生活用水として使用できるようにする設備です。通常、家の屋根にあたった雨は、雨樋を通じて地面や排水口などに流れていきます。このとき、雨樋の下に雨水タンクへと続く配管を設置しておけば、雨がふるたび自動的にタンクに水が貯まるというわけです。

雨水を利用するわけなので、設置したあとの運用コストはかかりません。通常使用する水道水の代わりに使えば、水道代の削減にもつながるでしょう。

雨水タンクのメリット・デメリット

水道代節約以外の雨水タンクのメリットを羅列すると、以下のようになります。

  • 家庭菜園や庭木・芝生の水やりに利用できる
  • トイレの洗浄水として利用できる
  • 敷地内への雨水の排水を減らし、水はけを良くできる

一方、以下のようなデメリットもあるので注意しておきましょう。

  • 衛生上、上水と配管を接続できない
  • 飲料用にはできないので、用途が限られる
  • 溜まった水にコケやボウフラが発生する恐れがある

デメリットについては、「あらかじめしっかりした用途を決めてから導入する」、「タンクを密閉できるようにし、コケやボウフラの発生を防ぐ」といった方法である程度対処することも可能です。

雨水タンクをさらに活躍させる2つのアイデア

最後に、雨水タンクをより有効に活用するためのアイデアを2つご紹介しましょう。

ひとつ目は、雨水だけでなく風呂の残り湯や洗濯機の排水を入れられるようにするということです。先ほど、「雨水タンクの配管は衛生上、上水と接続できない」とお伝えしましたが、風呂の残り湯や洗濯排水は上水ではないので、問題なく入れることができます。

雨水以外の水を貯めることができれば、晴れの日が続いたときや水の使用量が多いときでもタンクが空になる心配はありません。

ふたつ目は、雨水タンクに井戸ポンプをとりつける方法です。雨水タンクからの給水は、通常重力による自由落下で流れ出てきます。そのため、場所によっては水圧が不足してしまい、芝生への散水に支障をきたす、といった事態も考えられるのです。井戸ポンプを取り付けておけば、電気の力で水を押し出すことができるので、低水圧に悩む心配はありません。

このように、雨水タンクはシンプルな設備ですが、その分アイデア次第で活躍の場は大きく広がります。初期費用もハイテクな機器に比べれば安価なので、設置を検討してみてはいかがでしょうか?

雨水タンクを便利に活用することで、雨水を有効利用し、自然環境に配慮した暮らしを実現できる。

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