注文住宅は情報収集が大切! 住宅カタログの便利な使い方

掲載日:2020/10/02

更新日:2020/10/26

予算の目安が算出できたら、次は情報収集です。土地から購入する場合は必ず建物と同時進行ではじめましょう。情報収集の方法としては、当サイトからも請求できる住宅カタログやインターネット、雑誌などが有効でしょう。そのなかでも、まずは複数のハウスメーカーの住宅カタログを読むことをお勧めします。

住宅カタログの便利な使い方

住宅カタログには、紙媒体ならでは様々なメリットがあります。その便利な使い方をご紹介しましょう。

カタログを読む4つのメリット

1.家族全員での検討がしやすい
ほとんどのカタログは、パソコンやスマートフォンの画面よりも大きなサイズです。しかも、読む場所を選ばない紙媒体。いつでもどこでも家族全員で集まって書き込みをしたり、付箋を貼ったりしながら検討できます。

2.それぞれのハウスメーカーの違いが分かりやすい
各ハウスメーカーのカタログは、総合カタログや実例集など同じような種類が用意されています。そのため、複数のハウスメーカーのカタログを並べて閲覧すれば、文字通り「横並び」での比較が簡単。効率よくそれぞれのハウスメーカーの違いが理解できます。

3.短時間で複数のハウスメーカーの特徴を理解できる
住宅カタログにはそれぞれのハウスメーカーの特徴が凝縮されています。しかも、そのほとんどが鮮明な画像や写真付きで分かりやすい。そのため、短時間で複数のハウスメーカーの特徴が理解できます。

4.ニーズに合った内容に分かれている
住宅カタログには、会社や商品全体の特徴をまとめた総合カタログのほか、実例集や技術解説といった目的に沿った様々な種類が用意されています。メーカーによっては資金計画やペットとの快適な暮らし方を提案するカタログも。このような多種多様のニーズに合った情報を得ることが可能です。

カタログの種類と特徴

カタログは、それぞれのニーズに合わせて各社数種類用意しています。おもなものをご紹介しましょう。

注文住宅総合カタログ
ハウスメーカーの経営理念から商品ラインナップとその特徴、そしてメンテナンスに関することまで住まいづくりに必要な情報を一冊に凝縮。いわば「はじめの一冊」です。まずは総合カタログを読んで、それぞれのメーカーの特徴と住宅の基礎知識を得ましょう。

実例集カタログ
実際に建てられた住まいを紹介しているカタログです。様々な実例を見ることで、メーカーが得意とするデザインを理解でき、より具体的に建てたい家をイメージできます。また、実例によって便利で豊かな暮らし方を紹介する意味合いもあるので、「この収納は便利そう」「このルーフバルコニーいいね」など自分たちだけでは気づかなかったアイデアを発見するツールにもなります。このような気に入ったデザインやアイデアをハウスメーカーの担当者に見せれば、効率よく理想のイメージを伝えることもできます。

平屋カタログ
人気が高い平屋建て住宅。階段の上り下りをする必要がないため、それほどの部屋数や広さを必要としないご夫婦二人のセカンドライフやDINKSなどに向いている住まいです。

二世帯住宅カタログ
ここ数年、ニーズが高まっている二世帯住宅。経済的負担の軽減・防犯と安心・家事の分担・育児のサポートなど、家族が近くにいることを活かした住まいです。

3階建てカタログ
都市部や狭小地だけでなく、空間を有効活用できるのが3階建ての利点です。ガレージや趣味の空間を設けるにも最適。また、一階を店舗や事務所にしたり、一部を賃貸にして家賃収入を得たり、と活躍する住まいです。

共働き家族向けカタログ
ちょっとした工夫で住まいを快適にできます。忙しい共働き家族に向けて、ゆとりある暮らしを提案するカタログです。

狭小住宅カタログ
狭小住宅には「狭い=暮らしにくい」という印象があるかもしれませんが、そんなことはけっしてありません。工夫次第で想像よりもずっと快適な住まいが実現できます。狭小住宅カタログには、狭い土地に建てるためのアイデアが満載されています。

カタログを読んでから住宅展示場へ!

効率的に家づくりを進めるためには、事前に住宅カタログを読んで、最新の住宅に関する基礎知識をある程度は理解しておくことが重要です。そのうえで見学すべきハウスメーカーを絞り込み、質問事項をまとめた状態で住宅展示場へ行きましょう。