セキスイハイム50周年 記念プロジェクトを展開

セキスイハイム(積水化学工業住宅カンパニー)は今年、住宅事業開始50周年を迎える。それにあたり3月18日、4つのプロジェクトを展開することを明らかにした。内容は、「全国一斉まちづくり」(新築)、「スマートハウスナンバーワン」(同)、「買取再販事業の展開」(ストック)、「工業化住宅イノベーション再発信」(生産)。いずれも、次の50年に向けたESG経営の更なる体制強化、我が国が住生活関連で直面する社会課題の解決に貢献することを目的としている。
「まちづくり」については既に、スマートハウス技術のほか、積水化学グループによる災害対策インフラなどを採り入れた大規模複合タウン「あさかリードタウン」(埼玉県朝霞市)、「東松山リードタウン」(同東松山市)の実績がある。プロジェクトでは、同様の大規模複合開発への取り組みを拡大するほか、その開発手法を採り入れた全国の販売会社による戸建て分譲事業にも一斉に広げる。
スマートハウスナンバーワンでは、大容量の太陽光発電システム、HEMS、蓄電池などのスマートハウスの技術力を一層高め、エネルギー自給自足の標準化に取り組み、ZEH比率90%を目指すとしている。同時に、ウェブによる集客や折衝、現実的な生活シーンの中で同社のスマートハウスの魅力を訴求する体験型施設「GREENMODEL PARK」の活用など、営業・販売手法における新たな取り組みも加速する。
買取再販は、同社が過去に供給した住宅について買取からリフォーム、再販までグループが連携して行うもの。「Beハイム」ブランドで昨年12月から首都圏、中部、近畿エリアで展開していたが、これを全国展開する。
工業化住宅イノベーション再発信では、50周年を記念した住宅ユニット生産工場の見学会のほか、ウェブ上における情報の充実など、ニューノーマルに対応した工場見学の方法を構築し、品質管理や技術力の高さ、先進性を分かりやすく訴求する。
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