結露や乾燥を自動で防ぐ、木の調湿効果を家づくりにとりいれる方法とは?

日本はヨーロッパなど、同じくらいの緯度にある国々と比べると湿気が多い国として知られています。家づくりを考えるときは、湿気対策を施しておかなければ快適に暮らすことができないどころか、結露やカビの発生により家族の健康が脅かされる事態になりかねません。

そんなときに役立つのが、「木の調湿効果」です。木には、自動的に部屋の湿度を維持する調湿効果があるので、湿気対策として活用することができます。

今回は、

  • 湿気でジメジメした家はつくりたくない
  • 夏はカラッと、冬は乾燥しない家をつくりたい

という方のために、木の調湿効果を住まいづくりにどう活かしたらいいのかご紹介したいと思います。

木はたくさんの湿気を蓄えることができる

木は植物ですので、地面に生えているときは根から水分を幹に吸い上げて蓄えています。ですから、元々水分を沢山蓄える素養は備わっているわけです。その性質は切り倒され、木材となったあとでも変わることはありません。

具体的に、木がどれほどの水分を吸収することができるかご紹介しましょう。室温25℃、広さ8畳という一般的な部屋をイメージしてみてください。この部屋の空気が蓄えられる最大の水蒸気の量(飽和水蒸気量)と同じ量の水分を、木材はわずか1平方メートル、厚さ4mmで蓄えることができるのです。いかに木材の保湿力が優れているかおわかりいただけると思います。

気温の変化に対応し自動的に室内の調湿を行なってくれる

木の働きは、湿気を「蓄える」だけではありません。室内が乾燥しているときは、逆に蓄えられている水分を放出し、人間にとって過ごしやすい湿度を保ってくれるのです。ジメジメしているときは湿気を吸収し、乾燥しているときは水分を放出してくれる・・・。この一連の働きこそが「木の調湿効果」の正体なのです。

また、湿度は気温と密接に関係しています。空気は温度が高いほうがより多くの水蒸気を蓄えることができるので、換気をせずに部屋の温度が上がったり下がったりすると、乾燥したり逆に結露が発生してしまうこともあります。換気すれば予防することもできますが、いちいち窓を開け閉めするのも面倒でしょう。内装材として木を使えば、調湿効果によってある程度の温度変化には十分対応ですることができます。

木の表面をコーティングして、調湿効果を落とさないよう注意しよう

木の調湿効果を利用する際、ひとつ注意しておきたいポイントがあります。いくら木が水分を調節してくれるからといって、表面に水分を通さない塗装をしたのでは意味がありません。塗装してしまったので、調湿効果が半減、もしくは完全に失われてしまうこともあるでしょう。水分の出入りを妨げない透湿性の塗装を施すか、表面に塗装を施さない無垢材を使うことをおすすめします。

内装材として木を採用し、調湿効果を利用することで、湿度に悩まされない快適な暮らしを実現できる。

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