狭い住宅を少しでも広くできる「オーバーハングバルコニー」とは?

「建設予定地が狭い土地だから、広い家をつくるのは諦めている・・・」

こんな方はいないでしょうか?

土地面積は、家づくりの際重要なポイントのひとつです。しかし、たとえ狭い土地に家を建てるとしても、少しでも広くつくる工夫はいろいろあります。今回ご紹介する「オーバーハング」もそうした工夫のひとつです。オーバーハングとは、住宅の2階部分が1階部分よりも外側に突き出したようになっている構造のこと。突き出した面積の分、2階の面積を広くとることができるようになります。

今回は、

  • 狭い土地に家を建てるが、できるだけ広々とした構造にしたい
  • 2階にはバルコニーを設けたい

という方のために、オーバーハング構造のバルコニーについて考えてみたいと思います。

雨漏りが生じても被害が少なくてすむ

オーバーハング最大のメリットである、「2階の面積を広くとれる」という点については先にご説明したので、ほかのメリットについてご紹介しましょう。家にバルコニーをつくる場合、外側に突き出すオーバーハングの構造にするか、それとも部屋の一部をバルコニーにする「インナーバルコニー」にするかという2通りの方法があります。

インナーバルコニーの場合、雨水が直接室内に入ってきてしまうことが大きな問題です。もちろん、きちんと防水対策を施せば問題ありません。しかし、もし年月の経過によって防水が切れてしまえば、バルコニーの下にあたる1階部分は雨漏りの被害に合う心配があります。

オーバーハングであれば、そんな心配はありません。たとえ防水が切れたとしても、雨水がしたたり落ちるのは屋外です。家の内部に被害が出ることはありません。

突き出しの幅は「1m未満」に抑えると安全

オーバーハングのデメリットは、建物の重心が高くなり不安定になってしまうことです。このようにいうと心配になるかもしれませんが、実際には設計士がきちんと構造計算を行い、十分な耐震性が保たれる範囲でしか突き出しを行わないので過度な心配は不要です。

住宅の元々の大きさにもよりますが、オーバーハングによる突き出しは1.5m程度が限界であると考えておくといいでしょう。一般的には、オーバーハングバルコニーの突き出し幅は1m 未満に抑えられているケースが多いです。

1.5m以上突き出す方法もある

しかし、場合によっては「それ以上の突き出し幅がほしい」ということもあるでしょう。そのような場合は住宅の安定性を損なわないため、特別な工夫が必要です。

具体的には、「住宅を鉄筋コンクリート造にして安定性を高める」「基礎を突き出し方向に延長して、建物全体の剛性を高める」といった対策が考えられます。

どちらのも方法も、建設時にしか検討することができません。設計段階から施工業者とよく打ち合わせしておきましょう。

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