地球環境にやさしく、60年以上安心して住める家づくりを理念とする積水化学工業 住宅カンパニーは、都市部の少区画分譲地向け商品『スマートパワーステーションFX まちなみデザインパッケージ』を、2023年6月3日(土)より全国(北海道、沖縄、多雪地域および一部離島地域を除く)で発売します。
セキスイハイムグループは、再生可能エネルギーの活用による脱炭素化や光熱費高騰への対応、暮らしの安全性などが求められる中、「スマート&レジリエンス」を共通コンセプトとした戸建分譲地を積極的に展開し、安心・快適で地球環境にやさしい住まいを面で広げています。
同商品は、太陽光発電搭載の新たな屋根システムを導入したエネルギー自給自足型住宅※1の最新モデル「スマートパワーステーションFX シリーズ」をベースに、バーティカルラティス(化粧格子)を共通アイテムとした 3 つのデザインを提案しています。住宅が近接する都市部の少区画分譲地において、環境性と経済性を確保するとともに、街全体をトータルデザインした一体感のある街並みの構築や、安全やプライバシーを確保しつつ外の自然を感じる心地よい暮らしの実現を目指すとしています。
『スマートパワーステーションFX まちなみデザインパッケージ』の特長
1.新屋根システム「e-Hat」搭載のエネルギー自給自足型※1最新モデルで、環境性・経済性を進化
同社のフラット屋根で実績の高い高耐久ステンレス折版と大容量の太陽光発電システム(以下PV)を組み合わせた新屋根システム「e-Hat(イーハット)」を開発。屋根面積あたりのPV搭載容量を従来より約 10%拡大※2することで、エネルギー自給自足率約74%※3を実現しました。また、商品コンセプトに応じたPV容量の調整が可能な仕様とし、様々な暮らし方に適した環境性・経済性の提案が可能となります。
2.バーティカルラティス採用の3つのデザイン提案で、調和した街並みと安全で心地よい暮らしを実現
バーティカルラティス(化粧格子)を分譲地の共通アイテムに設定し、3つのオリジナルデザインにより、市場ニーズと時代の変化に合わせた都市部での安心・快適な暮らしを実現します。
①まちなみデザイン
バーティカルラティスをアイコンにし、「まちなみデザインコード」により街並みの調和や連続性を構築。時代に左右されないシンプルモダンの美しい街並みで資産価値の維持を目指します。
②セキュリティデザイン
共働き世帯が安心して仕事や子育てができるよう、バーティカルラティス等の外装アイテムに加え、HEMS等と連動した独自のIoT防犯システム「セキュナビ」により高い防犯性を確保します。
③コンフォートデザイン
室内と屋外をバーティカルラティスで緩やかに繋いだくつろぎ空間を創出。都市部の住まいに光や風、緑をやわらかく取り込むことで、自然を感じる心地よい暮らしを提供します。
新屋根システム「e-Hat」搭載のエネルギー自給自足型※1最新モデルで、環境性・経済性を進化
「e-Hat」は、同社のフラット屋根で実績の高い、軽量で耐久性に優れたステンレス折版と大容量PVを組み合わせた「スマートパワーステーションFX シリーズ」専用の新屋根システムです。環境性能の向上に加え、災害に強く、メンテナンスも軽減されるため、住宅が近接する都市部の住まいに安心の仕様です。
①PV搭載効率の向上
PVモジュール1枚あたりの出力UPとフラット屋根へのPV搭載方法の強化により、屋根面積あたりのPV搭載容量を従来比で約10%拡大※2。延床面積134.1m2のモデルプランで、一般的な住宅のPV容量の約2倍※4となる10.36kWのPVが搭載可能です。
加えて、大容量蓄電池「e-PocketGREEN」との連携により、優れた環境性、経済性、レジリエンス性を実現。同社モデルプランによる試算では、一年間で使用する電力量の約74%※3を、発電時にCO2を排出しないクリーンなPVで賄うことが可能です。電力会社から購入する電気が少ないため、電気代高騰リスクや停電リスク※5にも対応できます。

②PV搭載容量の適正化
従来の屋根一体型PVは屋根面積に応じたPV容量となることから、容量とニーズがマッチしないという課題がありました。そのため、「e-Hat」は商品コンセプトに応じた PV 容量を設定。価格パフォーマンスと光熱費削減による経済メリットなど、顧客ニーズに応じた選択肢を用意することで、より幅広い提案が可能となりました。
スマートパワーステーションFX
できるだけ電気を買わない暮らしを追求した環境貢献型フラッグシップモデル

スマートパワーステーションFX アーバン
スマート機能を暮らしに合わせて拡張するライトスペックの規格型モデル

新屋根システム「e-Hat」搭載のエネルギー自給自足型住宅※1最新モデル
バーティカルラティス採用の3つのデザイン提案で、調和した街並みと安全で心地よい暮らしを実現
同商品は、敷地面積が広く取りづらく、建物が近接しがちな都市部の分譲地をメインターゲットとしています。バーティカルラティスを活用し、まちなみデザイン、セキュリティデザイン、コンフォートデザインの 3 つのオリジナルデザインによって、市場ニーズと時代の変化に合わせた、都市部での豊かな暮らしを実現します。
①まちなみデザイン
バーティカルラティスを共通アイテムとして採用し、新たに設定した「まちなみデザインコード」に則したシンプルモダンテイストの美しい街並みを構築。暮らしに合わせて住まいを変える時代を見据え、流行に左右されないデザインで街の資産価値(リセールバリュー)を高め、維持することを目指します。
バーティカルラティスは、キューブ状の建物のファサードをスタイリッシュに見せるとともに、街並みに連続性と調和を生み出します。窓は2つのデザイン基調をラインアップ。1つ目はキューブ状のシルエットと相性が良く、街並みにリズム感を生み出す「スクエア基調」、2つ目はバーティカルラティスの垂直ラインと相性が良く、スマートな印象を与える「縦基調」です。

②セキュリティデザイン
共働き世帯が安心して仕事や子育てができるよう、ハード・ソフトの両面で防犯性と安全性を強化。ハード面では、バーティカルラティスやFIX窓、防犯合わせペアガラスの採用により、窃盗犯等の侵入を抑制します。これらのメニューは小さいお子様の2階等の窓からの転落防止にも効果があります。ソフト面では、当社独自のIoT防犯システム「セキュナビ」を搭載。先進のHEMS等と連動することで、玄関や窓の施解錠状態の確認や来客対応をスマートフォン※6から行え、外出中の防犯性を強化します。

③コンフォートデザイン
バーティカルラティスは街並み構築やセキュリティだけでなく、空間を豊かにする効果があります。都市部の住宅近接地帯では、プライバシーの確保を優先すると住まいが閉鎖的になってしまう傾向があります。増えたおうち時間をより豊かにするため、バーティカルラティスで室内と屋外を緩やかに繋ぎ、家の中に光や風、緑をやわらかく取り込むことで、プライバシーを確保しながら自然を感じる心地よい空間を創出します。


※1 すべての電力を賄えるわけではありません。電力会社から電力を購入する必要があります。
※2 モデルプラン(延床面積134.1m2)での比較。
※3 [試算条件]建築地:名古屋、UA値0.54、延床面積134.1m2、PV10.36kW、蓄電池12kWh(グリーンモード)、オール電化、給湯:エコキュート、空調:快適エアリー(1階)+エアコン(2階)、電力使用量:実邸HEMS データをもとに試算。使用する環境等の条件によっては、当該数値を満たさない場合があります。
※4 一般的な住宅のPV容量は、資源エネルギー庁 再生可能エネルギー設備導入状況(2021年3月末時点)住宅用PVの新規認定容量と件数から算出。新規認定分767.5万 kW/1,619,792件=4.74kW/邸
※5 PVの発電量や蓄電池の充電残量が使用量や出力を上回る場合のみ、停電時でも電気を使用可能です。天候、季節、使用量、同時使用量(出力)によっては利用できない機器が発生します。使用できる範囲は、蓄電池や事前の設計により異なります。
※6 セキュナビの対応 OS:Android 9.0~12、iOS 14~15(2023/5/29現在)
セキスイハイム プレスリリース
都市部の分譲地向け商品『スマートパワーステーションFX まちなみデザインパッケージ』を発売
アキュラホームの新技術「未来構法 剛木造」の技術が世界へ
木造建築を手がけるAQ Group (旧アキュラホーム)は、米国で開催されている世界最大となる10階建木造ビル耐震実験「NHERI※1 TallWood Project」に参画しています。

世界最大の木造10階建実物大振動実験「NHERI TallWood Project」を実施
脱炭素社会の実現に向け、世界的に中高層の木造建築が注目されています。米国でも建築基準が改正され18階建ての木造建築が可能になるなど中高層木造建築への期待が高まっています。
同社は、コロラド鉱山大学が実施している10階建て木造ビルを試験体とした世界最大の木造実物大耐震実験「NHERI TallWood Project」に参画。様々な条件下で知見を得ることで、日本の木造建築技術と木造注文住宅のさらなる発展を目指しています。
このプロジェクトは、高層の木造建築物の耐震設計手法を開発および検証するため、CLT※2などを利用した10階建て木造ビルを試験体として、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)にある屋外振動台で実施。米国国立科学財団(NSF)※3が資金提供し、米農務省森林局(USFS)や建材製品で世界的なリーディングカンパニーであるヘンケル社などが参画しています。
実験を主導するShiling Pei博士は「この耐震実験はこれまでテストされた中で最も高い実物大の木構造物を使用します。この実験は中大規模木造建築が都市にとって優れた耐震性を持ち、持続可能な社会を実現する解決策であることを示してくれます。」と木造建築物の持つ可能性に注目しています。また当社が日本で実施した2022年の日本初「5階建て純木造ビル実物大耐震実験」の資料を提供し「10階建と5階建のシステムにはいくつか類似点があり非常に興味深い」と評価いただいています。
【Shiling Pei博士について】
Shiling Pei博士は、中層木造建築の耐震性能に関する研究で、2012 ASCE Raymond C. Reese Research Prizeを受賞するなど多くの賞を受賞。NSF (NEESR) が資金提供した NEESWood プロジェクトの一環として木枠構造用地震解析ソフト(SAPWood) を製作。また、日本の E-ディフェンス振動台における実物大の 7 階建ての木造と鉄骨のハイブリッド建物の振動台テストの主任研究員の 1 人を務めた。現在は、米国土木学会(ASCE)で木材技術管理委員長を務める。

純木造ビルを実現する技術を木造注文住宅に活用し誕生した “未来構法 剛木造”
東京大学や京都大学と共同で研究した世界初の「5階建て純木造ビル実物大耐震実験」により、川崎市に「5階建て純木造ビルモデルハウス(川崎展示場)」を建築。さらに新社屋となる「8階建て純木造ビル」は既に着工し、来年4月頃の完成となっており、中規模木造の開発を進めています。この純木造ビルを実現する技術を木造注文住宅に活用し“未来構法 剛木造”を開発しました。「オリジナル耐力壁(特許出願中)」をはじめ、特許申請中の多く独自技術で構成されるハード面に加え、ソフト面でも地盤や基礎まで含めた新たな木構造の設計手法を開発し特許出願を予定しています。
“未来構法 剛木造”は、高い断熱性、気密性によってエアコン1台で一年中快適に過ごすことができる「オリジナル全館空調(特許出願中)」にも対応しており、光熱費などのランニングコストを抑えます。また、優れた可変性によってライフステージに応じた間取りの変更が低コストで実現。単世帯から2世帯へのリフォームの場合、“未来構法 剛木造”は一般的な住宅と比べ費用も工期も1/3程度に抑え間取りの変更が可能となります。


※1 NHERI:Natural Hazards Engineering Research Infrastructure(米国災害工学研究インフラ)の略。NSFが資金提供を行い、全米の大学や研究機関などと連携し地震工学などの研究を実施。
※2 CLT(Cross Laminated Timber):ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維を直交方向に積層接着した木質材料。
※3米国国立科学財団(NSF):米国の科学技術の進歩を促進するために1950年に設立された連邦機関。160人以上のノーベル賞受賞者を輩出するなど、多くの革新的な研究実績を有する。
※「NHERI TallWood Project」は、NSF(米国科学財団)が資金提供する複数の研究機関によるプロジェクトであり、USFS(米農務省森林局)および複数の産業界パートナーとの協力によって実施されるものです。本資料で記載されている意見等は必ずしもNSF、USFS、研究チームの意見を代表するものではありません。
アキュラホームPR:アキュラホームの新技術「未来構法 剛木造」の技術が世界へ(外部サイト)


全国の展示場で選定記念として「木のストロー手づくり体験会」開催
木造建築を手がけるAQ Group (旧アキュラホーム)が世界で初めて開発したカンナ削りの「木のストロー」が、G7広島サミット関係閣僚会議の展示物として選定されました。今回の選定を記念し、6月の環境月間に先立ち、5月13日(土)から「木のストロー手づくり体験会」を全国の展示場で開催いたします。木造注文住宅会社として木材を有効活用し、森林を守る活動を推進し持続可能な社会の実現を目指しています。
G7広島サミット(主要国首脳会議)は、世界経済や地球環境課題をはじめとする国際社会における重要な課題について、G7各国の首脳・大臣が集まり意見交換を行い、全世界へ発信する場として世界的な注目を集めています。今回、日本を代表するSDGsアイテムとして弊社の「木のストロー」がG7関係閣僚会議への展示物に選定されました。
「木のストロー」はこれまでに「地球環境大賞」や2年連続のグッドデザイン賞の受賞など11個の賞を受賞(※)しています。2019年には日本全国で開催されたG20大阪サミット関係閣僚会合でも採用され、首相の外遊先に日本の魅力を伝える「We Are Tomodachi」(内閣府政府広報室・発行)に掲載され、その後、各大臣が海外要人への手土産として活用されています。さらに、2021年にはドバイ万博日本館でVIPのお土産として採用や2022年フランス・パリのJapan EXPOにも出展されるなど世界からも注目されています。


環境・社会問題の解決に寄与するSDGsアイテムは日本木造建築の伝統技術カンナ削りから誕生
「木のストロー」は、2018年の西日本豪雨災害の一因として間伐が適切に行われていなかったことをきっかけに発案され、当社が間伐材を利用して世界で初めて開発・量産化したものです。日本の木造建築に使用される伝統技術「カンナ削り」によって、薄く削り出した「カンナ屑(削り華)」を斜めに巻き上げることで製作します。ものづくりの原点である「匠の心」を継承するため当社の伝統として18年続く「カンナ削り入社式」を体験した社員の柔軟な発想から誕生しました。この開発秘話は書籍「木のストロー」(扶桑社刊)から出版され、2022年にはフジテレビでTVドラマ化されました。
世界的な問題となっている「海洋プラスチック問題」や「森林保全」の他にも、通常廃棄される「カンナ屑」の再利用からのゴミゼロや、この制作には積極的に障がい者雇用にも繋がっており、SDGs17の達成項目のうち14項目に寄与するSDGsアイテムとして世界的に注目されています。
木造注文住宅会社として、木を活かし、森を守る活動として、木材の有効活動などを通して、循環型社会の実現を目指し積極的に推進しており、想いに賛同いただいた「ザ・キャピトルホテル 東急」「JR東日本 グランクラス」などで採用されており、また「横浜市」では地域材や地域住民によって「地産地消モデル」が展開されるなど活動の輪が広がっています。
全国の展示場でG7会合への選定を記念し「木のストロー手づくり体験会」を開催
同社はESG経営を推進しており、「木のストロー」の他にも間伐材を利用し小学校に天板を寄贈する「木望の未来プロジェクト」などのSDGs活動を10年以上前から会社全体で取り組んでいます。
「木のストロー」はカンナ削りでつくられた「削り華」を巻くという体験から、日本の文化、ものづくりの楽しさや木の大切さを伝えられるとして全国の小学校の木育授業の現場でも注目されており、「木のストロー手づくり体験会」を実施しています。この体験会は、林野庁からの依頼を受け、各府省庁等が連携して開催する「こども霞が関見学デー」や日比谷公園で開催された「第29回 みどりの感謝祭」で実施しました。また昨年はフランス・パリで開催されたJapan EXPOでも実施し、全世界へ広がっています。
今回、G7広島サミット関係閣僚会議への選定を記念し、「木のストロー手づくり体験会」をAQグループ、FC加盟店、SABMの全国のモデルハウスで限定開催します。開催期間は5月13日(土)から6月25日(日)までです。


※「木のストロー」受賞歴など
●受賞歴
・2019年 第29回地球環境大賞 農林水産大臣賞 受賞
・ウッドデザイン賞 ウッドデザイン賞2019 優秀賞
林野庁長官賞 受賞
・グッドデザイン賞2019年 受賞
(私の選んだ一品-2019年度グッドデザイン賞審査委員セレクション選出)
・グッドデザイン賞2020年 受賞
・キッズデザイン賞2019年 受賞
・グッドライフアワード 環境アート&デザイン賞 受賞
・生物多様性アクション大賞2019 グリーンウェイブ賞 受賞
・間伐・間伐材利用コンクール 間伐推進中央協議会会長賞 受賞
・持続可能な社会づくり活動表彰 理事長賞 受賞
・OMOTENASHI Selection 欧米選定員賞 受賞
・第4回エコプロアワード 奨励賞 受賞

●G20大阪サミット(2019年)
・G20大阪サミット
・G20新潟農業大臣会合
・G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合
・G20 福岡財務大臣・中央銀行総裁会議
・G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合
・G20 愛媛・松山労働雇用大臣会合
・G20 岡山保健大臣会合
・G20 北海道俱知安観光大臣会
・G20 愛知・名古屋外務大臣会合
・G20 徳島消費者政策国際会合
・G20 文部科学省主催教育関連イベント
・G20 イノベーション展

●書籍
・2020年10月 「木のストロー」(扶桑社)
●TV
・2022年2月 ドラマ「木のストロー」(フジテレビ)
木のストロー : https://www2.aqura.co.jp/kinostraw/
アキュラホームPR:G7広島サミット閣僚会議の展示にカンナ削りの「木のストロー」が選定(外部サイト)
住まいを彩る銘木と理想を叶える自由設計を打ち出す住友林業は「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2023」(一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会※1主催)企業・産業部門で優秀賞を受賞しました。 都市における中大規模木造建築のレジリエンス性を高める研究技術開発「オリジナルのポストテンション耐震技術」と 「耐火部材・木ぐるみ CT」での受賞です。東京都港区内の会場で4月10日、表彰式が実施されました。


「ジャパン・レジリエンス・アワード」は次世代に向けたレジリエンス社会構築に向けて、強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、 産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる先進的な企業・団体を評価・表彰する制度で2014年11月に創設されました。
地球温暖化防止など環境問題の観点で木材利用の推進、中大規模建築への木材の積極活用に注目度が高まっています。 木材は長期にわたり炭素を固定し続け、建築物の木造化、木質化は脱炭素社会の構築に寄与します。
今後も住友林業グループは中大規模木造建築物の耐震、耐火技術のほか、社会の「安心・安全」に貢献する研究技術開発に注力していくとしています。
※1一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会
国土強靭化担当大臣私的諮問機関「ナショナル・レジリエンス懇談会」の結果を踏まえ、「国土強靭化基本計画」が円滑に達成されるよう、 産、学、官、民のオールジャパンでレジリエンス立国を構築していくことを目的として設立された機関。
■優 秀 賞 受 賞■
<企業・産業部門>
【タイトル】環境木化都市における中大規模木造建築のレジリエンス研究技術開発/住友林業株式会社
①オリジナルのポストテンション耐震技術
・ポストテンション耐震技術は耐力部材に通した高強度の鋼棒やワイヤーロープに引張力を与えることで部材間の固定度を高める技術です。柱脚の金物でもエネルギーを吸収し、想定以上の力が加わり損傷した場合は、金物を交換する事で元の耐震性能に戻すことが可能です。このため短時間で建物の復旧が可能となり、BCP対応の求められる都市部の中大規模建築に必要とされる技術として注目度が高まっています。構造部の鋼棒にあらかじめ加えられた張力により、地震時に水平方向に作用する力に抵抗し、変形しにくい耐力壁を実現します。
・「ポストテンション耐震技術」の採用実績としては同社筑波研究所の新研究棟、同実験施設の耐火検証棟、 上智大学四谷キャンパス15号館等があります。

②耐火部材・木ぐるみ CT
・1時間、2時間、3時間耐火部材で、火災後の改修容易性(BCP対応)に優れた構造部材(柱・梁)です。 構造支持部と耐火被覆材は接着材で接合していないため火災による損傷部を簡単に取り外すことができ、 新たな部材を耐火被覆材として取り付けることができます。柱、梁それぞれで耐火構造の大臣認定を取得しており、 この研究技術開発により耐火要件としては規模にかかわらず全ての建物が木造で建築可能です。耐火被覆材には、 一般流通品のCLT(Cross Laminated Timber、直交集成板)や不燃材等を使用しており、個々の部材費用を抑え低コストを実現しています。
・「ポストテンション耐震技術」の採用実績としては同社筑波研究所の新・現行の法規制で要求される耐火性能(1時間~3時間耐火)をカバーしており、オフィスビル等での採用実績があります。

高い耐震性能を持ち、地震後にはエネルギーを吸収した部材を交換できる「オリジナルのポストテンション耐震技術」、 火災後には損傷した部材を交換することで元の状態に戻る事ができる「耐火部材・木ぐるみ CT」、 レジリエンス性と環境配慮を両立し脱炭素に寄与する両技術を訴求していくとしています。
ニュースリリース:
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2023」企業・産業部門で優秀賞受賞


住まいを通じて“安心で豊かな暮らし”の実現を提供する旭化成ホームズは、昨年4月に発売した、2階建て邸宅専用の新躯体(重鉄制震・デュアルテックラーメン構造)RATIUSシリーズの第三弾として、「RATIUS|GR(ラティウス ジーアール)」を4月28日より販売開始することをお知らせしました。今後、年間で300棟の受注を目指すとしています。

◆RATIUSシリーズ第三弾「RATIUS|GR(ラティウス ジーアール)」のポイント
Ⅰ.重鉄ならではの深い軒と大屋根が創り出すダイナミックな外観
Ⅱ.1階階高アップ・2階ロフティルーフが生み出す伸びやかで落ち着きのある大空間
Ⅲ.ロングライフ全館空調で「健康」「快適」「美観」「経済性」を叶える上質な空気環境
Ⅳ.生物多様性を保全する独自の外構計画「まちもり」
Ⅰ.重鉄ならではの深い軒と大屋根が創り出すダイナミックな外観
従来の屋根タイプになかった最大約2.7m奥行の大屋根と、スラブによってつくり出す美しい水平ラインによって、シンプルかつダイナミックなファサードを実現しました。さらにS-FINE仕上げのアルミ手摺や、笠木、パラペットなどのノイズレスデザインを追求することで、強さと美しさを兼ね備え、洗練された造形美としました。大屋根の深い軒に包まれることで、穏やかな時を育み、心地よく豊かな空間を提供します。存在感のある大屋根がすべてのエレメントを調和させ、堂々たる佇まいでかつてない品格を纏います。


Ⅱ.1階階高アップ・2階ロフティルーフが生み出す伸びやかで落ち着きのある大空間
柱や間仕切りのない空間は、重鉄構造だからつくれる、豊かな開放感で縦横への伸びやかな広がりを実現します。1階は、邸宅のおおらかな広がりに見合う高天井に大開口を掛け合わせ、2階には、大屋根のある住まいならではの勾配天井が生み出す縦へのさらなる伸びやかさがあります。天井高最大5,100mm、最大12.5帖の圧倒的な大空間をつくり出す「LOFTY ROOF(ロフティルーフ)」は、高さのある勾配天井が開放感と深い落ち着きを演出。ロフト空間を活用することで、暮らしの楽しみ方も広げます。
また、昨年リリースした新インテリア仕様「Villa Style」のウォールナットを基調とした落ち着きのあるインテリアで、空間とインテリアが生み出す落ち着きのある空気感を提供します。




Ⅲ.ロングライフ全館空調で「健康」「快適」「美観」「経済性」を叶える上質な空気環境
新インテリアスタイル「VILLA STYLE」は、広がりのある豊かな空間をウッディに仕上げ、温かみ、寛ロングライフ全館空調は、「全館暖冷房システム」+「熱交換型ロングライフ・エコ換気システム」+「住環境シミュレーションシステムARIOS※」で構成される独自のシステムで、最高の空気環境を叶えます。
全館暖冷房システムは、ひとつのフロアに1台のエアコンで居室はもちろん、廊下や洗面所に至るまで家中を快適な温度に保ちます。各フロアにエアコンを1台設けることで、各フロアで温度調節ができ、居室ごとの風量調節も可能です。エアコンが故障した際も、家全体の暖冷房機能がストップするリスクを抑えます。さらに、専用の機械室が不要のため、居室の広さや間取りを自由に設計することもできます。また、全館空調で一般的に使用されるダクトを設置せず、断熱性の高いネオマフォームを使用した「チャンバースペース」を採用することで結露が起こりにくく、カビの発生や劣化を防ぎます。エアコンを設置しないノイズレスなデザインに仕上げ、熱交換型ロングライフ・エコ換気システムで採り入れた空気を、全館冷暖房システムが暖気・冷気に変換し、常に新鮮でキレイな空気を家中に行き渡らせます。
住環境シミュレーションシステム「ARIOS」は独自の住環境シミュレーションシステムで、敷地条件から、日当たりや風通しなどを科学的に検証し、1邸1邸適切に遮熱・採光できるよう設計しています。ロングライフ全館空調では、「ARIOS」と「全館暖冷房システム」を組み合わせることで、暖冷房効果を高め、自然の心地良さも享受できる住環境を実現します。
ARIOS※:Asahikasei Real Integrated Organization and Simulation HEBEL HAUS


Ⅳ.生物多様性を保全する独自の外構計画「まちもり」
同社が2007年より静岡県富士市で行ってきた、生物多様性保全の取り組み「あさひ・いのちの森」で得た知見を活かし開発した植栽手法「まちもり」を住宅の外構計画に標準で搭載します。
中高木、低木、地被類など階層の違う樹木の組み合わせを外構計画に取り入れることで、昆虫や鳥類など、多様な生物が訪れる豊かな緑地を街並みの中につくり出すことができます。
「まちもり」に訪れた生物が、他の「まちもり」や地域の街路樹や緑地・公園を訪れて、街の中の緑と緑でつながっていくエコロジカルネットワークを形成することで、地域全体の生物多様性の保全を促す効果も期待できます。



構造 :重鉄制震・デュアルテックラーメン構造
販売地域:関東、東海、関西、山陽の一部、九州北部
発売日 :2023年4月28日
坪単価 :坪100万円~
販売目標:年間300棟
URL :https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/lineup/ratius-gr/index.html/
開発の背景
同社は創業以来、頑強な構造体と、ライフステージの変化に合わせたサービスの提供によって、長く、安心して暮らせる住まいの実現を目指しています。昨年4月には、同社の持つ技術とノウハウを結集した新躯体「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」を開発し、その第一弾として、陸屋根の2階建て邸宅コンセプトモデル「HEBEL HAUS RATIUS|RD(ラティウス アールディー)」※を発売、続く10月には天井高のバリエーションを拡充し、新インテリア仕様「Villa Style」を採用した同じく陸屋根の邸宅コンセプトモデル第二弾「RATIUS|RD FINEST VILLA(ファイネスト ヴィラ)」※を発売しました。今回は、更に2階建て邸宅専用のRATIUSシリーズ第三弾となります。
新商品では、重鉄と屋根を掛け合わせ、深い軒に包まれることで穏やかな時を育み、重厚感と高級感のある邸宅に仕上げたとしています。1階階高アップや2階ロフティルーフで創る大空間は、縦横ともに伸びやかに広がる空間を演出。インテリアスタイルは「Villa Style」を採用し、木々の温もりに包まれ落ち着きのある空気感を創出しました。また、ロングライフ全館空調の導入により上質な空気環境を実現しつつ、ZEH基準にも標準で対応するように設計したとしています。さらにまちもり提案と併せ、真に自然と共生した快適な住まいを提供することで、持続可能な社会への貢献を目指すとしています。
※関連URL
「HEBEL HAUS RATIUS|RD(ラティウス アールディー)」
https://www.jutakutenjijo.com/knowledge/3091
「RATIUS|RD FINEST VILLA(ファイネスト ヴィラ)」
https://www.jutakutenjijo.com/knowledge/3751
ニュースリリース:
2階建て邸宅専用の新躯体RATIUSシリーズ第三弾
「RATIUS|GR(ラティウス ジーアール)」を発売
~重鉄・大屋根で創り出す縦横への伸びやかな広がり~


スウェーデンより輸入した組立建物の製造・販売や設計、施工、不動産事業などを展開するスウェーデンハウスは、「2023年 オリコン顧客満足度®調査 ハウスメーカー 注文住宅」において、調査開始年の 2015 年《第1回》より9年連続で総合1位を受賞、評価項目全 13 項目についても3年連続で1 位を獲得しました。
受賞項目について(スウェーデンハウス)

※「2023年 オリコン顧客満足度®調査 ハウスメーカー 注文住宅」は、下記よりご確認いただけます
URL: https://life.oricon.co.jp/rank-house-maker/
スウェーデンハウス メッセージ(PR原文より抜粋)
この度は、スウェーデンハウスにお住まいの皆様より、継続して高いご評価を頂いたことに心より感謝申し上げます。本年3月、当社は創業40周年を迎えます。社員一同、改めて充実した家づくりとお客様対応を心がけ、より一層ご満足いただける、心身ともに暖かく健康で居心地の良い住まいを提供してまいります。
株式会社スウェーデンハウスについて
同社は1984年、自然とともに豊かな暮らしを享受するスウェーデンの住思想への共感をベースにしたまちづくり「スウェーデンヒルズ(北海道石狩郡当別町)」の開発から始まりました。
スウェーデンの現地工場「トーモクヒュースAB」で生産する木製サッシ3層ガラス窓を採用し、住宅性能の高さへのこだわりから、1999年に「全棟高性能保証表示システム」を導入。お引渡しの際に一棟一棟の性能を具体的な数値で知らせています。また、家を建ててからが本当のおつきあいの始まりとの思いから、2000年には50年間無料定期検診システム「ヒュースドクトル50」をスタート。同社が初めてお引渡しをしたお客様から現在のお客様まで、全てのお客様に対応するなど、創業以来、家づくりへの基本姿勢を変えることなく、住む人の目線に立った住まいを提供し続けています。

(スウェーデンハウスス苫小牧モデルハウス)

(プラン確定時に断熱性能を示すQ値・U値を計算、お引渡し時に全棟気密性能C値を実測し、住まいの性能を確認します。)

(北海道石狩郡当別町)

(スウェーデン レクサンド市)
オリコン顧客満足度®ランキングについて
株式会社 oricon ME が、実際の利用経験者(現在利用中、もしくは利用経験者)を対象に実施している顧客満足度調査結果に基づいたランキングです。2006年より消費者にとって本当に良いサービスや企業を明確にすることを目的に、消費者側にも企業側にも属さず公平かつ中立で信頼性の高い情報が提供されています(ハウスメーカー 注文住宅のランキングは2015年より実施)。
「ハウスメーカー 注文住宅」 調査概要
<調査主体> 株式会社 oricon ME
<調査形態> インターネット調査
<調査回答者> 16,455人
<調査対象企業数> 53社
<調査期間> 2022年09月27日~10月06日、2021年10月04日~10月14日、2020年10月08日~10月16日
<調査対象者> 性別:指定なし、年齢:25~84歳、地域:全国
<調査対象者条件> 過去12年以内に新築した注文戸建住宅に在住であり、かつハウスメーカー、ビルダー、工務店の選定に関与した人
<調査対象企業の条件> 建物の構造や間取り、設備、内装などを自分の希望どおりにできる注文住宅を施工・販売し、支店など複数の営業所を展開するハウスメーカー、ビルダー、工務店。また、デザインやコンセプトなど、予め設定されている商品を施工・販売する事業者も含む
<URL> https://life.oricon.co.jp/rank-house-maker/
皆さまの住宅計画は、順調に進行中でしょうか。総合住宅展示場では、理想の住まいづくりのお手伝いをするため、様々な情報を発信しています。
今回、InstagramやYouTubeを中心に多くのファンから支持されるSNS系住宅メディア、「THE ROOM TOUR」とコラボ。【素敵な住宅探訪】としてセキスイハイムで注文住宅を建てられた方のお家をご紹介します。
「THE ROOM TOUR」とは
「住みたい暮らしがここにある」をコンセプトに、YouTube、Instagram、tiktok、pinterestなど、様々なSNSメディアを活用しマイホーム情報を発信するSNS系メディア。
Instagramメインアカウントは28万フォロワーを獲得し、最高リール再生数は800万回を記録。
今回ご案内するのは、セキスイハイムの注文住宅です。黒とグレーと木を基調にしたホテルライクなお家で、デザインと室内動線のどちらにも施主様のこだわりが感じられるお家となっています。

玄関に入ると動線が二つ。来客用と、家族用の動線です。来客用の玄関は、壁を斜めにすることで、距離が近くても圧迫感がないように配慮されています。また、玄関と廊下の床を同じ色にして、統一感のあるデザインになっています。アイキャッチ部に貼られた黄色と青と白のタイルは南フランスをイメージしたそう。施主様のこだわりがうかがえます。


もう一方の家族用の玄関には、大容量のシューズクロークと洗面ボウル。帰宅後すぐに手を洗うことができて、室内に汚れを持ち込みにくい工夫がされています。シューズクロークの反対側にも収納スペースが。ガーデニング用品や、アウトドア用品など、外で使うものもここなら安心。壁があるので来客用玄関からは見えず、とっても便利です。


玄関から奥に進むとLDKにつながります。家族と特別な時間を過ごす空間です。

キッチンはLIXILのリシェルSⅠで、熱、キズ、汚れに強く、お手入れが簡単で美しいグレーズグレーのセラミックトップを採用。重厚感のあるグレーのキッチンと、ブルーグレーのタイル、下がり天井からのペンダント照明で、とっても素敵な空間になっています。

リビングは庭とつながっており、窓を開けると開放的な空間に。あたたかい光が差し込みます。

リビングから外に出るとテラスに。まるでリゾートのような空間です。

2階にあがると廊下の壁に大きなタイル模様が。こちらはアイキャッチとして壁をふかして壁紙を巻いたものだそうです。階段上部の照明もオシャレで、まるで美術館のような2階ホールになっています。

2階にある寝室は、計算された照明計画で落ち着く空間を演出。大きな窓から光をたっぷり取り込み、気持ちよく目覚められそうです。

最後に洗面室のご紹介。ダブルボウル洗面台を採用し忙しい朝の時間も安心。蛇口のデザインがそれぞれ違っているところや、前面のタイルにところどころグレーの色を混ぜているところ、ペンダント照明など細部までこだわり抜かれたとってもオシャレな洗面室です。

今回、「THE ROOM TOUR」とコラボし、セキスイハイムで建てた注文住宅をご紹介しました。タイル模様とペンダント照明をオシャレに使った、施主様のこだわりがうかがえるとっても素敵なお家でしたね。
「家は、性能。」にこだわり、ダントツの住宅性能を目指す一条工務店は、「最新年間で最も売れている注文住宅会社」「最新年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社」「最大の工業化住宅工場」の3つの項目において、一昨年、昨年に続き、ギネス世界記録に認定されました。
3年連続でギネス世界記録の認定を受けられたことは、これまで追求してきた住まいづくりを、お客様に変わらずご支持いただけたおかげである、と同社は考えています。
同社は今年、設立45周年を迎え、1978年の創業以来、お客様の暮らしにとって大切な性能を磨き続けてきました。昨今では住宅の省エネ基準や太陽光パネル設置の義務化に関する議論が進むなど、住宅を取り巻く環境も大きく変わりつつあります。環境と共生しながら省エネ・創エネする家。地震や水害に負けない家。住むだけで健康になる家。同社は、これからも「家は、性能。」というスローガンを掲げ、どんなに時代が変化しても適応できる住まいをお届けするために、着実に努力の一歩一歩を積み重ねていく、としています。
※認定対象年:2021年
認定された3つの記録のご紹介
最新年間で最も売れている注文住宅会社

住まいの性能を追求し「高気密・高断熱」性能において業界トップクラスを実現。さらに、優れた断熱性があるからこそ実現可能な「全館床暖房」など、一条工務店ならではの家づくりが支持され、戸建て注文住宅の年間契約棟数において、世界でナンバー1であることが認められました。
最新年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社

どれだけメリットの大きい太陽光発電も、導入費用が高くては普及しません。一条工務店は同社グループ工場で「屋根一体型太陽光パネル」を生産するラインを整備し、初期費用がリーズナブルでありながら後々の発電メリットも創出できる太陽光発電システムを提供。その結果、太陽光発電システムが搭載されている住宅の年間完工棟数において、世界でナンバー1であることが認められました。
最大の工業化住宅工場

一条工務店はお客様にお届けしたい性能・品質の住まいを実現するために、同社のグループ工場では、断熱材や構造パネル、サッシなどの建築部材、全館床暖房や太陽光発電などのシステム、キッチンやユニットバスといった住設機器など多岐にわたって生産を行っています。そのために工場を拡充していった結果、同社のグループ工場が、総合的に住宅の部材やユニットを製造する施設として世界ナンバー1の規模であることが認められました。
一条工務店PR:
一条工務店、ギネスワールドレコーズ™にて3年連続世界記録トリプル達成
人にも地球にもやさしく、永く住み継がれていく住環境の創造を目指す積水ハウスの平屋住宅で、楽しく暮らしながら電気代を削減しているご家族の生活を紹介いたします。
7年ぶりに「冬の節電」 燃料費の高騰で電気代値上げ
最近、「節電」という言葉をよく耳にするようになった方が多いのではないでしょうか。
政府もこの冬、全国の家庭や企業を対象に7年ぶりに無理のない範囲での「冬の節電」を要請しました。節電要請は、電力の需要が高まる季節に深刻化する「電力不足」を回避することが目的ですが、電気の使用量を抑えることで高騰する電気代の節約にもつながります。新型コロナウイルスからの経済回復により、世界的に電力需要が増加する中、天然ガス・石炭などの火力発電用の燃料の供給が不足し、価格が高騰。それに追い打ちをかけるように、ロシアによるウクライナ侵攻でロシアからの燃料輸出が制限され価格はさらに上昇しました※1。日本は約7割を火力発電で賄っているため、燃料費の高騰の影響を受けています。
※1:資源エネルギー庁 「エネルギー白書2022について」
https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2022/whitepaper2022.pdf
その燃料費の高騰を背景に、電気代も値上がりしています。
もともと冬は、1年の中でも最も電気代が高い季節ですが、2021年以降、季節に関係なく家庭向けの電気料金は上昇し続けています。※2

電気代が上昇する中、どうしたら電気を多く使う季節を快適に過ごせるでしょうか?
太陽光発電システムを設置した平屋を建築し、ゆったりと快適な生活を送りながら、電気代も削減している愛知県にお住いのNさんご一家をご紹介します。
広い空間と周囲の環境にも調和した「モダン」な平家
愛知県東部。農地の間に古くからの民家が建つのどかな環境に、ともに30代のNさまご夫妻の住まいがあります。ご夫妻は、以前、賃貸住宅に住んでいましたが、お子様が誕生し成長するにつれ、家づくりを考えるようになりました。
「以前住んでいた家はとても狭く、子どもが動き回るようになると、家族で家の中でくつろげなくなり、用事がなくてもどこかに出かけなくてはいけないことがストレスでした。連休の時などは、夫と『どうする??(笑)』と外出先を相談していました。」(妻・Mさま)
当初はマンションや土地を探していましたが決定には至らず、多くの展示場を見学し話を聞く中で、夫・Yさまの実家の横に土地があることから、そこに平屋を建築することにしました。様々な会社からの提案を受けた結果、ご夫妻の希望であったのびやかな広い空間と周囲の環境とも調和した平屋を実現することができました。
「平屋というと、どうしても古い昔ながらの家のイメージがあったので、自分の家はもう少しモダンできれいな建物にしたいと思っていました。ほかの会社の提案でも、部分的にいいなと思うことはありましたが、全体として納得できるものはありませんでした。それに対して積水ハウスは、“そう。これが建てたいと思っていた家!”という感じでした。」(夫・Yさま)

開放的な広々LDKで家族がのびのびと生活
約30畳のLDKは、Nさまご夫妻が求めていたのびやかな広い空間」そのもの。
リビング、キッチン、畳コーナーがつながっていて、南側の大きな開口からは、自然光がたっぷり入ります。リビングにいながら、庭から畑・山へと広がる緑豊かな風景も楽しむことができます。さらに、LDK全体が吹き抜けからの勾配天井になっているほか、梁もないことから圧倒的な開放感をもたらしています。
「梁を無くせると聞いて、是非、お願いしました。梁が出ていると、その上にホコリが溜まり、掃除する場所が増えるので(笑)。広さも含めて、想像以上、期待以上で大満足です。」と、夫・Yさまは笑顔を弾ませます。

キッチンの南面には、幅約4メートルのカウンターも設けています。
ここは、ご家族のお気に入りで、子どもたちは折り紙やお絵描き、ご夫妻は仕事場として活用しています。将来的には、子どもたちの勉強スペースにする予定だそうです。
「勉強する場所が寒い、暗いなど、そういうことを理由にして勉強をやりたくないと言われたくなかったので、カウンターは家の一番いい場所に作ろうと思っていました。ここなら、明るく暖かく居心地がいいし、私も目が届きます。」(妻・Mさま)

広々としたLDKでは、家事、仕事、遊び、勉強など、家族全員がそれぞれの過ごし方ができ、のびのびとした生活を送っています。
大空間でも省エネと創エネを工夫
快適な時間を過ごせる反面、どうしても気になるのが電気代。
しかし、Nさま一家は、逆に電気代を大幅に削減しています。その秘密は、太陽光発電と深い軒です。
まず大きな平屋の屋根を活かして、10キロワットの太陽光発電システムを設置。平均的な住宅における太陽光発電より容量が遥かに大きく、日々の電気使用を賄っています。夏は、リビングのエアコン1台とサーキュレーターのみの稼働で、日中の電気代は「ゼロ」。冬は、エアコンと床暖房を使うため、夏場よりは高いものの、太陽光発電を設置していない場合よりはるかに電気代を抑えられていると言います。

「せっかく大きな屋根の平屋を建てたので、太陽光発電の搭載を設計士さんに相談したところ、建物外観ともマッチした住宅用としては大容量の太陽光パネルを提案いただきました。一般の住宅にあまり多く太陽光発電システムを載せると補助金が出ないなど悩みましたが、長い目で見て電気の使用分を太陽光発電でカバーできるような試算結果だったため搭載することにしました。」(夫・Yさま)
「厳しい暑さや寒さを感じずに快適に過ごせていて、断熱性の高さを実感しています子どもたちは冬も裸足で生活しています。」(妻・Mさま)
そしてもう1点、深い軒にすることで夏は部屋に日陰をつくり、冬は陽ざしが部屋に入ってくることで、快適性が上がり、居心地の良さを生み出すと同時に、冷暖房器具の使用量を抑える効果もあり、結果として節電にもつながっています。
こうして、Nさまは木のぬくもりのある広々とした空間と、気密性・断熱性を両立した大開口の窓から外の自然環境や季節の変化も味わいながら、空間と快適性、そして電気代の削減を両立しているのです。
周囲に広がる豊かな自然と一体化
家づくりにあたり、Nさまご夫妻がもう一つ希望していたのが「周囲の環境との調和」。
自然に囲まれていることから、自然との一体感が生まれるよう、玄関アプローチにライトウェル(屋根開口)を設けました。前栽の緑が建物と調和し、ライトウェルからも枝先が覗いており、美しい佇まいをつくっています。

ウッドデッキからつながる庭には、あえて柵を設けず、元々田畑だった実家の土地とつながっています。庭づくりにあまり興味がなかった夫・Yさまですが、豊かな自然と一体化した庭に芝生と草木を植えてからは、庭の手入れが趣味になったと言います。
「植栽や芝生がこれだけあると手入れをしないと仕方がないので、芝生の手入れを皮切りに、いろいろ調べて勉強して、今では私の趣味になりました(笑)。土日のどちらかは庭の手入れをするのが習慣です。」(夫・Yさま)
「夫は、庭に出たら長時間行方不明で、帰ってこない人になりました(笑)」(妻・Mさま)

ウッドデッキは、家族そろって食事をする場にも。
休日には、キャンプ用のテーブルと椅子を並べて、朝食から一日中過ごしていることもあるそうです。
「ウッドデッキで家族と過ごしている時に幸せを感じます。自分が庭で作業をしながら、子どもたちが遊んでいる姿を見るのもいいですね。」(夫・Yさま)

皆さんも、Nさま一家のように、のびのびとした広い空間で快適に過ごしながら、太陽光発電などの創エネ設備により電気代も削減できる住まいを考えてみませんか。
【積水ハウス ストーリー】広い空間で快適生活 電気代も削減できる「モダン」な平屋
- 2022年4⽉発売、32坪程度の住まいからLCCM 住宅を実現する住宅が受賞
- 省エネ性と環境性を両⽴させた点が⾼く評価
- 今後も省エネ・創エネなどの技術を活⽤し、ZEH・LCCM 住宅の普及を推進
「住まいを通じて生涯のおつきあい」という精神のもと、良質の「住まい」を提供し、豊かな社会づくりに貢献するミサワホームは、2022 年度 省エネ⼤賞(主催 ⼀般財団法⼈ 省エネルギーセンター)の製品・ビジネスモデル部⾨において、暮らしと環境、それぞれの未来を育むZEH・LCCM 住宅「CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE」が省エネルギーセンター会⻑賞を受賞しました。
これまで同社は、1998 年の世界初のゼロ・エネルギー住宅®発売をはじめ、住宅業界や社会のニーズに先駆けて、地球環境に貢献できる住まいの研究開発を⾏っており、2022 年4 ⽉に、カーボンニュートラルの実現に貢献する住まいを普及させるため、ZEH、さらにはLCCM に対応する住まい「CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE」を発売しました。
この住宅は、斜線制限などの敷地条件に対応しながら⼤容量の太陽光発電システムを搭載できる設計「スマートECO フォルム」などの⼯夫により、32 坪程度※の住まいからLCCM 住宅を実現します。また、仕事や勉強、趣味など、さまざまな活動を家で⾏うようになる暮らしの変化にも対応。フレキシブルに使える空間構成や健康的な空気環境、安全・安⼼な防災・減災デザインを提案しています。
この度の受賞では、暮らしに応じて選択できる可変空間設計、ダクト式エアコンやシェア空調による全館空調システム、再⽣可能エネルギーの⾃家消費率を向上するAIマネジメントなどを特徴として、35坪の量産プロトプランにおいては、Ua値0.52の断熱性能、7.2kWの太陽光発電でLCCMの達成が可能であるなど、省エネ性と環境性を両⽴させた点が⾼く評価されました。ミサワホームは、今後も省エネ・創エネなどの技術を活⽤し、ZEH・LCCM住宅の普及に取り組むと発表しています。
※:「CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE」のモデルプランにおける、省エネルギー基準地域区分6地域の場合
省エネ⼤賞について
⼀般財団法⼈省エネルギーセンターが、省エネルギー意識、活動および取り組みの浸透、省エネルギー製品等の普及促進に寄与するために、他者の模範となる優れた省エネの取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰する制度です。
2022年度省エネ⼤賞の受賞事例・製品等の展⽰は、2023年2⽉1⽇(⽔)〜2⽉3⽇(⾦)に東京ビッグサイトで開催されるENEX2023「第47回地球環境とエネルギーの調和展」において⾏われます。
(参考)省エネ⼤賞の公式HP:https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html
「CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE(ゼッチアドバンス)」の概要
構造・⼯法:⽊質パネル接着⼯法
運⽤:⾃由設計(モデルプラン32〜42坪の10タイプ)
販売エリア:全国(沖縄県を除く)
商品サイト:https://www.misawa.co.jp/kodate/syouhin/century_kura_zeh_advance/
「CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE」の特徴
① 優れた敷地対応⼒でZEH・LCCM 住宅を実現し、発電した電⼒は⾃家消費できるようAI がマネジメント
② 衛⽣的で快適な空気環境と、新発想の空間提案により、⾝体的・精神的に良好な暮らしをサポート
③ これからの暮らしを快適で安全・安⼼にする、⼤収納空間「蔵」× 防災・減災デザイン「MISAWA-LCP」 × 感染症対策