家での時間がさらに充実する庭での過ごし方・楽しみ方

戸建ての家の魅力のひとつに、庭で過ごす時間があります。ガーデニングを楽しんだり、家族や友人とBBQをしたり、子供やペットを遊ばせたりと、楽しみ方はさまざま。広いウッドデッキを設置すれば、第2のリビングスペースとして活用することもできるでしょう。

わが家の庭で育つ樹や花から季節を感じられる暮らしは格別。敷地の形状によっては良好な日当たりを確保できないこともありますが、日陰を好む植物を組み合わせれば、十分ガーデニングも楽しめます。

ライフスタイルに合わせてガーデニングのスタイルも選ぶ

ただ、最近は共働きの家庭も増えており、「庭の手入れになかなか時間をとれない」という方も多いはず。そんな方にお勧めなのが、「ドライガーデン」です。砂利や石材を敷き詰め、乾燥に強い植物を組み合わせることで、面倒な雑草対策や日々の水やりの手間が省けます。手入れが簡単なので、ガーデニング初心者にもおすすめ。

また、最近秘かなブームとなっている盆栽に挑戦したい方は、あらかじめ日当たりのよい場所に専用スペースを確保しましょう。

広い庭も、コンパクトな庭もプラスαで魅力を引き出す

近隣の家が隣接する都市部なら、中庭に向けて大きな窓をつければ、プライバシーを保ちつつ快適な空間に。

コンパクトな前庭やアプローチには、ライトアップで帰るのが楽しみな家を演出できます。

イメージに合わせて枕木を敷いたり、レンガで花壇を作ったりと、DIYの要素もプラスして、わが家にぴったりなガーデンライフを実現しましょう。

台風で倒壊しない家とは?

最近の台風は大型化しており、例年国内各地で大きな被害が報告されています。

「これから建てる家は大丈夫?」と不安に思う方がいるかもしれませんが、建築基準法では「500年に一度程度発生する暴風でも倒壊・崩壊しない程度」の堅牢さが求められているので、記録的な強さの台風を除き、基準を満たした建物が台風で崩壊することはないでしょう。

心配な方は、住宅性能表示による「耐風等級2」をクリアしている物件を選択すれば、さらに安心した住まいになります。

強風による飛来物で窓ガラスが割れるケースに注意!

ただし、上記はあくまでも建物の躯体の話。気象庁のデータには、平均風速20m/秒を超えると「屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある」と記載されており、しっかりした家でも、強風による飛来物で窓ガラスが割れるケースが考えられます。

窓ガラスが割れると室内に雨が吹き込むのはもちろん、窓から強い風が一気に吹き込むことで屋根が吹き上がるケースもあります。

特に風の強い地域では、1、2階とも耐風シャッターの設置を検討しましょう。

台風にも負けない屋根材はどう選ぶ?

昔ながらの瓦屋根は瓦を固定していないため、台風で被害に遭うケースも多く、「瓦屋根は台風に弱い」というイメージが強いようです。しかし、最近では軽量化された瓦屋根をしっかり固定する製品が登場しています。

老朽化したスレート屋根も割れたり、強風時にはがれたりするケースがあるので、定期的なメンテナンスが重要に。

軽量で耐用年数も長いガルバリウム鋼板の屋根も、下地を定期的に点検することで、台風による被害を抑えられます。

メリットはこんなにある!車好きにもおすすめ「ビルトインガレージ」

戸外に設置する一般的なガレージに対し、建物内に駐車スペースを組み入れた「ビルトインガレージ」。家の内部に駐車することで車が風雨にさらされず、乗降時もスムーズに室内に入れるというメリットがあります。天候を気にせずに安心して車の乗降ができるのはかなり便利。キャンプやサーフィンなどの趣味がある方なら、アウトドア用品をガレージ内に収納したり、車に積み込んだりするのもスムーズです。また、リビングと「ビルトインガレージ」をガラス戸で仕切り、室内からいつでも愛車を眺められるようなプランを実現した車好きの方もいます。

書斎や趣味室としても使えるプラスαのスペースを

家での過ごし方が変わってきた現在は、この「ビルトインガレージ」を趣味室として活用するプランが注目されています。DIYコーナーを確保して工具を壁面に並べたり、カウンターデスクを設置してPCを置けるようにしたりと、アイディアしだいで過ごし方も充実するはず。あらかじめ照明や電源の位置に配慮しておけば、さらに快適になります。長時間過ごすなら、エアコンの設置についても検討が必要でしょう。

設置する時はここに注意!快適に過ごすためのコツ

「ビルトインガレージ」を設置する際、気をつけたいのが換気扇の有無。また「ビルトインガレージ」から直接住居スペースに出入りできる出入口をつけておくと便利です。趣味室として使うなら、「ビルトインガレージ」の面積を建物の延床面積の5分の1に収まるようにしましょう。それを超えると延床面積に参入され、固定資産税に影響が出るので要注意です。

バルコニーは、外の空気を感じながら家の中で穏やかに過ごすことができる設備です。家の新築を考えている方の中にも設置したいと考えている人は少なくないでしょう。一般的には、1階部分よりも外側に張り出した「キャンチ(オーバーハング)バルコニー」の形式が多く見られますが、室内の部屋の一部をバルコニーとする「インナーバルコニー」という形式もあります。

今回は、

という方のために、インナーバルコニーのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

構造的な安定性が高く、災害時も安心

オーバーハング型のバルコニーは、建物の重心よりも外側に突き出す形になるので、構造的には不安定です。もちろん、建物の安全性が保たれるように設計されますが、突き出していないほうが安定しやすいのは間違いありません。それに比べて、インナーバルコニーは建物の中にあるため、安定しやすく構造上の負担が少ないのが利点です。

開放的で明るく、洗濯物を干すのに適している

また、インナーバルコニーの場合、窓を前面だけでなく左右にも取り付けることができるので、風通しは抜群。洗濯物を乾かすのに便利な上に、雨が降っても安心です。

「室内だから、日当たりは悪くなってしまうのでは?」と思われるもしれませんが心配はいりません。窓が多いということは、左右からも太陽の光が差し込んでくるということ。室内でも十分な明るさを確保できます。

雨漏り対策として、排水口の設置を忘れずに

続いて、インナーバルコニーのデメリットをご紹介しましょう。室内とはいえ、つくりはあくまでもバルコニーなので、雨水の侵入に注意しなくてはいけません。天候が悪くなり雨風が強くなると、今度は窓が多いことが欠点となり、雨水の侵入を許してしまいやすくなります。施工時には、雨水が侵入しても問題ないように防水対策を施してもらいましょう。

しかし、防水対策といっても未来永劫、効果が続くわけではありません。しばらくすれば防水効果も薄れてしまうため、年月の経過とともに雨漏りに気をつける必要があります。

雨漏りのリスクを最小限に抑えるには、排水口を設けて侵入した雨水を屋外に排出するのが一番です。ところが、施工業者によっては「インナーバルコニーへの排水口の設置」が標準仕様に含まれていない場合があります。そうした場合は追加料金を支払って排水口の設置工事を行わければならなくなってしまうでしょう。

いざということきに備えるのであれば、インナーバルコニーには最初から排水口を設置しておくのが賢明です。そのため、排水口の設置が仕様に含まれているかどうかを事前に確認しておくことが大切になります。

雨漏りは、建物の構造にまで及べば家に住めなくなる原因にもなりかねません。「たかが雨漏り」と軽く考えず、万全の備えをして臨むようにしましょう。

「建設予定地が狭い土地だから、広い家をつくるのはあきらめている・・・」

こんな方はいないでしょうか?

土地面積は、家づくりの際重要なポイントのひとつです。しかし、たとえ狭い土地に家を建てる場合でも、広くつくる工夫はいろいろあります。「オーバーハング」もそうした工夫のひとつです。オーバーハングとは、住宅の2階部分が1階部分よりも外側に突き出したようになっている構造のこと。突き出した面積の分、2階の面積を広くとることができます。

という方のために、オーバーハング構造のバルコニーについて紹介します。

雨漏りが生じても被害が少なくてすむ

オーバーハング最大のメリットは「2階の面積を広くとれる」ことですが、それだけではありません。バルコニーをつくるには2つの方法があり、1つが外側に突き出すオーバーハングの構造、もう1つが部屋の一部をバルコニーにする「インナーバルコニー」です。

インナーバルコニーは、雨水が直接室内に入ってきてしまうことが大きな問題です。もちろん、きちんと防水対策を施せば問題ありません。しかし、もし年月の経過によって防水が切れてしまえば、バルコニーの下にあたる1階部分は雨漏りの心配があります。

オーバーハングは、その心配がなく、たとえ防水が切れたとしても、雨水が落ちるのは屋外です。

突き出しの幅は「1m未満」に抑えると安全

オーバーハングのデメリットは、建物の重心が高い位置になることですが、設計士が構造計算を行い、十分な耐震性が保たれるように設計されます。

住宅の元々の大きさにもよりますが、オーバーハングによる突き出しはおおよそ1.5mが限界であると考えておくといいでしょう。一般的には、オーバーハングバルコニーの突き出し幅は1m 未満に抑えられています。

1.5m以上突き出す方法もある

しかし、場合によっては「それ以上の突き出し幅がほしい」ということもあるでしょう。そのような場合は住宅の安定性を損なわないため、特別な工夫が必要です。

具体的には、「住宅を鉄筋コンクリート造にして安定性を高める」「基礎を突き出し方向に延長して、建物全体の剛性を高める」といった対策が考えられます。

どちらのも方法も、建設時にしか検討することができません。設計段階から施工業者とよく打ち合わせしておきましょう。

こうした家づくりの願望を最も率直に叶える方法は、建物自体を植物に囲まれたものにすることでしょう。たとえば、屋上緑化などはよく知られた方法です。見た目もまさに「自然に囲まれた家」となるので、多くの方が憧れを持っていることと思います。

新築住宅に屋上緑化を施す際の注意点や、どのような効果をもたらすのかをご紹介しましょう。

劣化低減・住環境向上・周辺環境向上などの効果が期待できる

屋上緑化がもたらす効果は、単なる視覚的な変化だけではありません。建物を劣化させる大きな原因のひとつに太陽の光があります。太陽光に含まれる紫外線を浴び続けることで、建物は少しずつではありますが、次第に劣化していきます。屋上緑化を施せば、植物が建物を太陽光から守る盾代わりになってくれるため、劣化を低減させる効果が期待できます。

太陽の光が遮られるということは、建物内部の温度変化が緩やかになるということ。冷暖房費や光熱費の削減につながります。また、建物自体が熱を持つのを予防することができるので、ヒートアイランド現象を緩和し、周辺を涼しくする効果があることも見逃せません。

落ち葉と水やりの処理に注意

建物に屋上緑化を施すにあたって、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず、枯れ葉や落ち葉が周囲に落下し、近隣住民の迷惑になる可能性があります。使用する植物の選定や、ご近所とのつきあい方に注意してください。

植物を育てるためには、水やりが欠かせません。水やりは人が行うやり方と、自動灌水システムを使用する方法があります。自動灌水システムは便利ですが、人力でやる場合よりも初期費用が多く必要です。一方、人力は安価ですが手間がかかるのを忘れないでください。

最大の懸念は「雨漏り対策」

なかでも、最大の注意点といえるのが、雨漏りを防ぐことです。植物を生育させるためにはある程度屋上に水を保持しておく土の層が必要になります。しかし、排水に支障をきたせば雨漏りが生じ、建物が壊れる原因になることも……。

コンクリート造の場合は、防水対策を施せば必要以上に心配する必要はありません。そのため、屋上緑化は多くの場合、コンクリート造の住宅で採用されています。

木造住宅では、防水方法の選択に注意が必要です。FRP防水と呼ばれる、プラスチックの塗膜によって防水処理を施す方式では、地震の揺れなどによって防水箇所にひび割れが生じ、雨漏りが発生してしまうことがあります。一方、金属防水を採用すれば、揺れで防水効果が低減してしまう心配はありません。「木造住宅で屋上緑化するなら金属防水」と覚えておいてください。

屋上緑化を行うことで環境への負荷が低減され、自然環境に配慮した暮らしを実現できる。また、建物の劣化も低減されるため長く住み続けられる家を実現できる。

テレビドラマなどで昭和の暮らしを見ていると、台所の「勝手口」から御用聞きの酒屋さんが訪ねてくる……などというシーンを見かけることがあると思います。

現在では使われる機会も減った勝手口ですが、「家に裏口のようなものがあったほうが何かと便利」と考え、住宅建設時に導入を検討する方も少なくありません。

という声は多く聞かれますが、同時に、

という方も多いことと思います。果たして、勝手口は本当に必要なのでしょうか?

勝手口のメリット・デメリット

勝手口を設ける際、多くの方が意識しているメリットは2つあります。ひとつは家の裏口として使うことです。家の裏側に庭や駐車場、物置などの設備がある場合、玄関しか出入り口がないと毎回家の周りを迂回して向かわなければなりません。勝手口があればそうした面倒はがなくなります。

もうひとつのメリットは、ゴミの保管場所としての利用法です。勝手口の前にゴミを集めておき、そのまま捨てに出ればゴミ捨てが簡単になります。

一方、デメリットとしては住まいの防犯能力が低下する恐れがあります。何しろ出入り口が1つから2つになるわけなので、泥棒にとっては侵入口候補の数が2倍です。鍵を閉めるなどの手間も余計にかかることになります。

また、家の開口部が増えるため、隙間風などが起こりやすく、室内の温度が維持しづらくなるものマイナスポイントです。

土間のある勝手口は利便性が高い

勝手口を設置する際、土間をつくることができるかどうかがひとつの大きなポイントになります。土間とは、勝手口の室内側にある「床がなく、地面と同じ高さになっている部分」のこと。勝手口に土間がついていると、外履きを置いたり、ゴミを保管する際の置き場所にできるので、勝手口の使い勝手がよくなります。

土間をつくることができない場合、勝手口は純粋な「裏口」としての役割しか果たすことができません。しかも、外履きは勝手口の外側に置かなくてはならなくなります。勝手口を設けるなら、合わせて土間をつくりたいものです。

勝手口はキッチン以外に設置してもよい

勝手口は、多くの方が無意識のうちに「キッチンに設けるもの」と思いがちです。たしかに、これまで多くの家の勝手口はキッチンにありましたが、それは冒頭で例に挙げたような「御用聞きの酒屋さん」が家にくる時代の話です。

今では、酒屋さんがキッチンを訪れるという機会は非常にまれでしょう。であれば、勝手口を取り付ける場所は必ずしもキッチンである必要はないのです。

たとえば、「浴室に勝手口を設ける」という方法もあります。これは実際に行われている方法で、子どもが外で遊んだときや、庭いじりをして汚れたときそのまま浴室に直行できます。玄関や廊下を汚してしまう心配がないので、なかなか便利だといえるでしょう。

勝手口の使い方は、その家に住む人のライフスタイル次第。自由な発想で、役に立つ勝手口を設置してみてはいかがでしょうか。

ライフスタイルに合わせた勝手口をつくることで、快適な暮らしを実現できる。

新居をつくるときは、家そのものだけでなく「付属品」をどうするかを考えておく必要があります。そのいい例が「物置小屋」でしょう。物置小屋は多くの家庭が設置している非常に便利な設備です。

という方もいれば、

という方もいるでしょう。これから家を建てる方が望み通りの「物置小屋」を手に入れるためには、どんなことに注意したらいいのでしょうか?

新築時に設置するか、あとで購入するか

物置小屋をつくるときにひとつ大きな争点になるのが、「新築と同時に設置するか」、それとも「家を立ててしばらくしたあとで設置するか」という点です。

住宅建設後に設置するメリットは?

新居の建設時と建設後、物置小屋を設置するならどちらのタイミングのほうがいいのでしょうか?建設後に設置するメリットは「本当に必要だとわかったあとでお金をかけられる」ことですが、こちらはわかりやすいので、もうひとつの選択肢である「建設時に設置する場合」のメリットをご紹介しましょう。

10平方メートル以上の物置小屋を設置する場合、通常は建築申請が必要です。しかし、建設時であれば家を建てるために建築申請を行うので、物置小屋もまとめて建てることができるのです。

また、新居の施工業者に依頼してオーダーメイドの物置小屋をつくってもらうこともできます。新居の外観デザインにこだわりがある場合、市販の物置小屋では雰囲気がなじまず、見栄えが悪くなってしまうこともあるでしょう。住まいの見栄えにこだわりがある方は、建設時に建てることをおすすめします。

「物置小屋で暮らしが変わる」ことをPRしよう

ご自身が「建設時に物置小屋を建てたい」と考えていて、家族と意見が対立している場合、どうしたらいいのでしょうか。家族の理解を得るためには、建設時に設置するメリットを上手にアピールする必要があります。

まず、物置小屋があることでどんなに日々の生活が楽しく、快適になるかをアピールしてください。たとえば、庭いじりのための道具を入れようと考えているのなら、「新居は庭が広く、手入れが大変であること」をPRしましょう。完全に自分の趣味のために物置小屋を使う場合は、「物置小屋に荷物をしまえば、その分家の中が広くなる」とアピールしてみてください。

見事、訴えが聞き届けられれば、物置小屋は便利な設備として思う存分使うことができます。ぜひチャレンジしてみましょう。

物置小屋を暮らしの中で役立てることで、趣味に没頭できる家、快適な暮らしを実現できる。

こうした望みを持ちながら住宅建設を始める方は大勢います。「ガレージのある家」を実現するためには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

ガレージハウスを導入するメリット

ガレージのある家をつくるときに問題となるのが、建物と独立したガレージをつくるか、それともガレージと一体化した家をつくるかです。ガレージと一体化した家は、「ガレージハウス」、あるいは「ビルトインガレージ」などと呼ばれています。

ガレージハウスのメリットをいくつかご紹介しましょう。まず、雨の日は車と家とを行き来するのが楽になります。買い物袋を抱えながら傘を指して玄関に走る必要はありません。また、小さいお子さんがいるご家庭では、車と家との間を行き来するときも注意して見守る必要があります。子どもは好奇心旺盛なので、素直に車に向かわず、途中で遊び始めてしまうこともあるでしょう。ガレージハウスであれば、家と車の距離が独立型ガレージよりも短くなるので、「子どもが道草を食ってなかなか出発できない」ということ自体を防ぐことができます。もっと直接的なメリットとしては、四方がカバーされているため、雨風から車を守ることが可能です。

ガレージハウスを導入するデメリット

では、ガレージハウスのデメリットを見ていきましょう。ガレージハウスは通常、1階部分をガレージ、2階部分をリビングなどの生活空間として設計します。そのため、「生活空間に行くのに毎回階段を登らなければならない」のが難点です。ガレージの中でエンジンをかけることで、「騒音がうるさいのでは?」、「排気ガスがリビングまで臭うのでは?」といった心配もあるでしょう。また、「ガレージ」ということで1階部分を強固な構造にしなくてはならなくなるため、コストがかさんでしまうのも問題です。

ガレージハウスで「理想の暮らし」を実現しよう

メリットとデメリットを比較してもガレージハウスにするべきか否か判断がつかないという方は、原点に帰って「なぜガレージが必要なのか」もう一度よく考えてみましょう。

ガレージハウス最大の利点は「家にいながらにして車いじりができる」ということです。

ガレージを単なる「車の保管場所」と考えているのであれば、無理をしてガレージハウスにする必要はありません。一方、「自分の趣味のための空間としてガレージハウスがほしい」という方は、ガレージハウスを導入する、強い動機があるといえるでしょう。

ガレージハウスを検討するときは、純粋に設備としての利便性を比較するだけでなく、その設備を使って「自分がどんな暮らしをしたいか」をよく考えてみてください。そうすることで、単に便利なだけの家ではなく、暮らしぶりに満足できる理想の家が近づくはずです。

新居をガレージハウスにすることで、車いじりの趣味をより楽しめる。

「竜巻」という言葉を聞くと、ハリウッド映画に出てくる「外国の大規模な災害」をイメージする方が多いと思います。しかし、近年は日本でも竜巻の被害が徐々に増えつつあります。「竜巻で家の屋根が飛ばされた」というニュースを目にした方も少なくないでしょう。

-近年増えてきている竜巻被害を心配している

-強風で家の窓ガラスが割れたことがある

こうした悩みを抱える方々にとって、住まいの竜巻対策は喫緊の課題です。新しく住まいを建てるときに施すことができる竜巻対策には、いったいどのようなものがあるでしょうか?

竜巻の被害に特に合いやすい場所は「窓」

竜巻による被害は、強風によって建物に加えられる力と風で飛ばされたものが建物に飛んでくることによってもたらされます。強風が建物に吹き付けたとき、真っ先に被害を受けやすい場所が窓です。窓は屋外に接する場所であるにもかかわらず、ガラスという薄い素材でできています。風による力はもちろん、飛来物があたった衝撃によって簡単に破損してしまいます。

竜巻対策は窓を守ることから始めよう

竜巻対策は窓を守ることを基本に考える必要があります。住宅建設時にシャッターや面格子、雨戸などを設置すると良いでしょう。

シャッターは、普段は窓の上部に収納しておき、いざというときは下に降ろして建物を守ることができます。電動式のシャッターであれば、室内からリモコンで操作することもできるので、急な竜巻の接近にも安全に対策を施すことができます。

面格子は、窓の外側に取り付けることで窓ガラスや窓枠を風の力や飛来物から守ります。動かすことができないため、普段良く開け閉めする窓には不向きですが、収納しておくスペースが不用であること、防犯にも役立つといったメリットもあります。

雨戸は、普段は窓の脇に収納しておき、強風や豪雨が降ったときに取り出すことで窓を守ってくれます。窓の脇に一定の収納スペースが必要ですが、最も簡単で手軽な竜巻対策だといえるでしょう。

「竜巻に弱い構造」と「強い構造」を知ろう

窓に竜巻対策を施して、それで住まいに被害が出なければ問題はありません。しかし、竜巻の規模によっては、窓ばかりではなく建物自体に被害が及んでしまうことがあります。

そうした大型の竜巻に対抗するためには、建物自体のつくりを竜巻に強い形にしておくしかありません。たとえば、オーバーハングと呼ばれる2階部分が1階部分よりも外側に突き出した構造や、ひさしのような「外側に飛び出す形のエクステリア」は、風による影響を受けてしまいやすいものです。竜巻被害を防ぎたいのであれば、そうした「風の力を受けやすい構造」は避けたほうがいいでしょう。

一方、「風の力を受けにくい構造」というものもあります。代表的なものとしては、近年流行の平屋が挙げられるでしょう。2階建てよりも1階建てのほうが地面に対して平べったい形になるため、風邪をうまく受け流すことができるのです。

窓にする竜巻対策は家を建てたあとでも追加可能ですが、「竜巻に強い構造」にしたいのであれば家造りの段階から考慮しておくしかありません。今から家を建てようと考えている方はぜひ覚えておいてください。

住まいに竜巻対策を施せば、「災害に強い家」を実現できる