住まいを通じて“安心で豊かな暮らし”の実現を提供する旭化成ホームズは、子育て家族の安心と健康をサポートする『スマートクローク・ゲートウェイ』が、8月24日に発表された特定非営利活動(NPO)法人キッズデザイン協議会主催の「第16回キッズデザイン賞」を受賞したと発表しました。

「スマートクローク・ゲートウェイ」は、近年子育て家族を中心に利用者が増加している宅配サービスにおいて「配達時間に合わせて在宅する面倒」や「置き配で留守が分かってしまうことによる防犯上の不安」などを解消するサービスです。室内に鍵付きの置き配スペース「スマートクローク」を設けることで、いつでも非対面で荷物を受け取ることができます。さらに、スマートクローク内のモノの出入りのデータを通して家族の栄養管理を行い、健康な食習慣の定着を促すなど、生活が豊かになる様々なサービスを提供することを今後も目指していく、新発想のデジタルサービスプラットフォームです。

キッズデザイン賞とは、「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を顕彰する制度です。

特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会が主催する「キッズデザイン賞」は、多様なステークホルダーとともに子どもの未来が持続的で明るいものであるように、デザインの視点から取り組む素晴らしい製品・サービス・作品等を顕彰するものです。広く社会に発信していくことを目的に創設され、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。

受賞部門:「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」とは

子どもや子育てに関わる人々に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。妊娠・出産・子育てに関わる人が利用する製品、建築・空間、サービス、活動、研究において、安全かつ楽しく育児に取り組める工夫がなされたもの。保育園、学校、自治体、地域などで利用されるものも含む。また、子育て期の男女が、育児や仕事、地域との交流などに積極的に参加するための新たな発想、工夫、手法があるもの。

「スマートクローク・ゲートウェイ」概要


住宅居住者がネットショップで注文後、ショップから届いた配送予定メールを、旭化成ホームズが独自に開発した【①専用WEBアプリ】に転送・本登録することで、WEBアプリでメールの内容を自動解析し、時限付き解錠パスワードを設定します※1。

配達員はスマートクロークの外部ドアに設置された【②スマートロック付きドア】に対し、専用のルールに基づいて、時限付き解錠キーを入力することで、スマートクロークに入室します。

スマートクローク内部には【③防犯カメラ】を設置したほか、同社が独自の盗難補償制度※2を設けることで安心を担保。

また、スマートクロークと室内とをつなぐ扉には【④内鍵】を設置し、生活スペースを守ります。

同時にWEB専用アプリでは、お客様がスマートクローク・ゲートウェイを介して住宅内に受け入れた食品を自動で栄養価に変換して、ご家族の栄養管理を行う機能もあります。

「スマートクローク・ゲートウェイ」概念図

栄養管理機能

「スマートクローク・ゲートウェイ」特長


1. 急な用事で外出しても不在時に安全に荷物を受け取ることができます
2. 定期的に届けてもらう食料品・飲料などを入れる通い箱も、建物内に届くことで玄関まわりがスッキリします
3. 重い宅配物も室内まで届けてもらう事ができ、移動の負担もありません
4. 外への置き配では留守が分かってしまいますが、室内に届けてもらう事でその心配もありません
5. 在宅中であっても、非対面で荷物を受け取れますので、感染リスクも抑えられ、外部への置配のような衛生の不安もありません

PR:第16回キッズデザイン賞を受賞子育て家族の安心と健康をサポート「スマートクローク・ゲートウェイ」(外部サイト)

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新築の家で検討しなければならないことのひとつに「防犯対策」があります。最近では鍵やサッシも進化し、簡単に開けられないようになっているものの、それでも泥棒の被害は続いています。家族と財産を守るために、犯罪の抑止力となり、万が一泥棒に入られてしまった場合にガードマンが迅速に駆けつけてくれるALSOKホームセキュリティは強い味方になります。

家を建てる前に知っておきたい最新の泥棒事情と、リーズナブルに始められるALSOKホームセキュリティを見ていきましょう。

こんな家が狙われる!泥棒が狙うタイミング・侵入方法

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こんな家が狙われる! 泥棒が狙うタイミング・侵入方法

令和元年の警察庁の統計によると、住宅を狙った窃盗は全国で33,924件。そのうち約75%が戸建て住宅で発生しています。1日あたり70戸ほどの一戸建てが泥棒の被害にあっているという計算です。

一般的に泥棒といえば、留守宅に忍び込む「空き巣」を想像する人が多いと思います。実際に侵入窃盗の6割近くは空き巣によるものですが、就寝中の夜間に侵入する「忍込み」や、家族がリビングなどに集まったタイミングをねらって侵入する「居空き」など、家に人がいる時に侵入される被害も3割近く発生しています。

次に、侵入の方法を見てみましょう。

泥棒の侵入方法で一番多いのが、鍵がかかっていない窓やドアから侵入する「無締り」で、約半数を占めます。次に続くのが、窓ガラスなどを割るなどして侵入する「ガラス破り」で、約3割です。

左の円グラフ(住居窃盗犯の種別件数)右の円グラフ(住居侵入方法)

資料:警察庁 令和元年の刑法犯に関する統計資料

 

在宅勤務でもリスクあり?! 犯罪から家を守る方法

泥棒に狙われやすい戸建て住宅ですが、共働きの場合など、昼間は留守がちで空き巣が心配という方も多いのではないのでしょうか。

また、最近は在宅勤務になったという方も多いかと思います。リモートワークに集中していると、他の部屋の異変に気づきにくいことがあります。例えば2階で仕事中に1階に侵入されるというパターンも考えられます。

在宅勤務中の風景

対策としては、小窓なども含めて確実に鍵を閉めることの他に、侵入された際に外から中が見えないことを防ぐために、カーテンを閉め切らない、周囲に高い壁などの死角を作らないことも重要です。また、「ご近所の目」も抑止力になります。警察庁の資料によると、泥棒が犯行をあきらめる理由として「近所の人に声をかけられたり、ジロジロ見られた」ことが一番にあがっています。普段からの近所づきあいを大切にすることで、泥棒に狙われにくい地域づくりにつながります。

とはいえ、プライバシーの問題もありますし、都市部では近所づきあいもなかなか難しく、このような対策にも限度があるでしょう。

大半の泥棒は事前に下見をしており、捕まる可能性が高い家は狙わない傾向があります。被害を防ぐためには、下見の時点でこの家は侵入するにはリスクが高いから避けよう、と思わせることが大切です。

例えば侵入をいち早く感知し、家人や周囲に知らせるとともにガードマンが駆けつけるALSOKのホームセキュリティは、泥棒にとって大きな脅威となり、導入していること自体が泥棒を避けることにつながります。実際にホームセキュリティの普及とともに、泥棒の件数が減っていることが統計でも明らかになっています。

棒グラフ(侵入盗件数と機械警備対象施設数の推移)

そして、ホームセキュリティのもう一つのメリットは、不幸にも泥棒に入られてしまった場合の対応にあります。

万が一在宅中に入られた場合には、家族が泥棒と鉢合わせする可能性があります。そのような場合でも侵入を検知すれば、専門の訓練を受けたガードマンが迅速に自宅へ来てくれます。 空き巣の場合も、侵入を検知するとガードマンが急行し、侵入の形跡があれば警察への通報などの適切な措置を素早くとってくれるので、旅行などですぐに帰宅できないときにも対応が進みます。

また、火災やガス漏れでも同様にガードマンが急行し、必要があれば消防への連絡などを行ってくれるので、被害を最小限に食い止めることができます。

ALSOKのガードマン

 

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泥棒の被害を防ぎ、家族を守るホームセキュリティ。導入したいけれど、費用が高額だからとあきらめている方に朗報です。

ALSOKのホームセキュリティなら、月額警備料金は月々3,850円(税込)からニーズに合わせてさまざまなプランを選択できます。

ホームセキュリティパネル

鍵の閉め忘れを未然に防げる、「施錠確認センサー」があるのはALSOKのホームセキュリティだけ。住居侵入で約半数を占める「無締り」を防げます。

棒グラフ(空き巣の侵入手口)施錠忘れセンサー

また、ALSOKのホームセキュリティは、お客様のライフスタイルに合わせて、「IDキー」、「暗証番号」、「スマホアプリ」3つの操作方法が用意されています。幅広い操作方法でお子様からお年寄りまで簡単に操作が可能です。

ALSOKホームセキュリティ(3つの操作方法)

ホームセキュリティBasicには、万が一火災や盗難等の被害にあった場合には、一律10万円の災害見舞金の支払い制度もあり、さらに安心していただけます。

最近はさまざまな防犯グッズも販売されていますが、いざというときに鍛え抜かれたガードマンが迅速に駆けつけてくれる安心感は、ALSOKならでは。ひとつ上の安全安心を月々3,850円からの出費で手に入れることができます。

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今なら、対象のハウスメーカー様経由でALSOKのホームセキュリティ機器を購入、ご契約いただいたお客様に、月額警備料金が1年間半額になるキャンペーンを実施中です

すでにハウスメーカーが決まっている方は、メーカーのご担当にALSOKの導入についてご相談ください。 まだハウスメーカーを決めていない方は、お気軽にALSOKへ資料請求をどうぞ。

新居で安全安心に暮らすためにも、この機会にALSOKのホームセキュリティの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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ALSOK(綜合警備保障株式会社)

普段ニュースなどを見ていて、「ピッキング」や「サムターン回し」といった言葉を聞いたことはないでしょうか。実は、これらはすべて空き巣が玄関から侵入するときに使う典型的な手口なのです。こうした玄関からの空き巣侵入を防ぐためには、玄関の鍵に防犯対策を施すことが不可欠です。

そこで今回は、

という方のために、玄関をはじめとするドアの鍵に施す防犯対策についてご紹介します。

玄関から不法侵入する際の一般的な手口

玄関ドアの鍵を突破して不法侵入する方法としては、ピッキング、カム送り、サムターン回しといった手口が知られています。

ピッキングとは、特殊な道具を使用してシリンダー錠を解錠してしまう手口のこと。一般的な玄関錠は、筒状の穴に棒状の鍵を差し込み、回すことで解錠する形式になっていますが、これがシリンダー錠です。ピッキングの恐ろしいところは、空き巣の素人でも道具を使えば1分もかからずに解錠できることもあるというところでしょう。

カム送りも、シリンダー錠を解錠する手口ですが、ピッキングとは異なり鍵穴そのものの中には工具を入れません。シリンダー錠の外側を覆っているカバーに隙間を開け、そこから工具を入れることで解錠する方法です。

サムターン回しは、上記2つの方法とは少しやり方が異なっています。玄関ドアは通常、外側だけでなく内側からもつまみを操作して施錠できるようになっています。この内側にあるつまみを「サムターン」と呼びますが、サムターン回しはこのサムターンを家の外側から解除することによって鍵を開ける方法です。主に郵便受けなどから専用の器具を挿入させることでサムターンを操作します。

解錠されづらい形の鍵を採用する

ピッキング、カム送りに対する防犯対策としては、それぞれの方法に対応した防犯性能の高い製品を採用するのがいいでしょう。シリンダー錠には、ディスクシリンダー、ピンシリンダー、マグネットシリンダー、ディンプルキーなど、さまざまな種類があります。

ディスクシリンダーは、最も一般的なシリンダー錠の種類です。鍵の上下にあるデコボコが特徴で、これが見られる場合はディスクシリンダーであると考えていいでしょう。シリンダー錠の中では最もシンプルな形で、空き巣被害に合いやすい形といえますが、現在でも戸建て住宅の5割以上で使われています。

ピンシリンダーは、複数のピンが一列に並んだ鍵穴に鍵を挿入して開錠するタイプのものです。耐ピッキング性能はディスクシリンダーよりも高められていますが、「バンプキー」と呼ばれるピンシリンダーだけをターゲットにした不法侵入用の道具もあるので注意してください。

マグネットシリンダーとは、鍵の側面と鍵穴の中に磁石が埋め込まれている製品のことです。開錠に磁力を使うため、通常の工具では開錠が難しく、防犯効果は高いといえます。

ディンプルキーとは、鍵の横表面にデコボコした複数の窪みがあるタイプの製品のことです。窪みにはピンシリンダーと同じようにピンが接触することで鍵の形を識別しますが、同じようなピンが一列に並んでいるピンシリンダーと比べると、形も大きさも異なるピンが複雑な形状に並んでいるため、防犯性能がより高められています。

サムターンカバー、補助錠を取り付ける

サムターン回しは錠そのものには触れられないため、別の対策が必要になります。玄関の郵便受けの内側にカバーを設置し、工具を自由に入れられないようにするのもいいでしょう。また、サムターンの周りに筒状のカバーを取り付けるのも有効です。

さらに、サムターンとは別の補助錠を取り付けるのもいいでしょう。物理的に侵入を妨害するのはもちろんですが、鍵がひとつ増えればその分開錠にかかる時間は増えるため、空き巣も侵入を諦めるかもしれません。心理的な効果を期待したテクニックも有効だと覚えておいてください。

複合的な対策を取ることで、防犯効果はより高まる

ここまで、玄関ドアに施す防犯対策を紹介してきましたが、それだけで十分とはいえません。空き巣は不法侵入の手口を日々より巧妙なものへと進化させています。たとえ今、現在は解錠されにくい鍵だったとしても、いつ、その前提が覆されることになるかはわからないのです。

ですから、不法侵入に対する対策は、複合的に行うことが重要です。具体的には、玄関の前に監視カメラを取り付けるのもいいでしょう。監視カメラは、鍵の防犯性能とは異なる方向から住まいの安全性を高めてくれます。侵入者は「カメラ」と「玄関ドア」という2つの障害を同時に突破しなければならなくなるので、侵入の難易度がよりアップすることになるのです。

是非皆様のご自宅も、大切な玄関には複合的に防犯対策を施し、安全な暮らしを実現してはいかがでしょうか?

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家を新築するのであれば、家族の安全を守るためにも、住まいの防犯対策には万全を期しておきたいところです。

今回は、

という方のために、防犯対策に役立つ製品をご紹介します。

住まいの利便性を保ちながら防犯対策を施そう

住まいの防犯対策を立てる際の基本的な考え方からご紹介しましょう。たとえば、面格子を設ければ窓からの侵入は困難になりますが、その分窓は使いづらくなり生活の利便性は損なわれてしまいます。利便性と防犯対策をどの程度のレベルで両立させればいいのか、それが最初の課題といえるでしょう。

実は、「空き巣の70%が5分以上の時間がかかる場合、侵入を諦める」といわれています。つまり、いくら防犯対策のためとはいえ、「絶対に開けられないドア」や「絶対に割れないガラス」のような製品を用いる必要はないということです。

防犯性能が試験によって確かめられている「CP認定製品」

住まいの利便性を損なうことなく、十分な防犯性能を発揮できるものとして、「CP認定防犯製品」があります。CP認定防犯製品とは、警視庁から防犯性能を認められた建物部品のことです。大きく分けて「ドア・窓・シャッター」の3種類からなり、ドア錠やサムターン、窓ガラスやサッシの個別の部品が認定を受けています。CP認定製品はさまざまな試験によって防犯性能を確かめられているため、一般的な製品を使用するよりも安心して使うことができるでしょう。

「防犯している」と知らせることが空き巣対策の第一歩

CP認定製品は、たしかに性能の面では申し分ありません。しかし、防犯対策としてそれだけで十分かというと疑問があります。なぜなら、CP認定製品を使っていることが侵入者に伝わるとは限らないからです。空き巣の常習犯であれば、使われている製品がCP認定製品かどうか見てわかるかもしれませんが、もし伝わらなければ「時間がかかりそうだから、この家はやめておこう」と思わせることができません。防犯性能に優れた製品を使うのも大事なことですが、その前に「防犯に力を入れている」ということを侵入者に対してアピールする必要があるのです。

防犯意識が高いことをアピールするには、センサーライトや防犯カメラを家の周りに設置するのがいいでしょう。こうした設備は、侵入者が住まいに入るのを妨害することはできません。しかし、ドアや窓の防犯対策よりも見た目のインパクトが大きいため、侵入者の心理に働きかける効果は大きいといえます。

侵入者を物理的に妨害するだけでなく、心理的にも妨害することで、住まいの安全をより高めることができるのです。

空き巣の7割が「窓から侵入する」という事実をご存知でしょうか。このことを知れば、住まいの新築を考えている人にとって、窓の防犯対策がいかに重要な意味を持つかをご理解いただけると思います。

今回は、

という方のために、家づくりでできる窓の防犯対策について考えてみます。

防犯サッシや補助錠で侵入者を防ぐ

窓の防犯対策で、最もわかりやすい方法は防犯効果の高い窓ガラス・サッシを採用することです。「防犯サッシ」「防犯ガラス」として販売されているもので、特に警察庁によって防犯性能を保証されている「CP認定製品」を採用すれば、より効果が期待できるでしょう。

それ以外は、補助錠や面格子といった部品を窓に取り付けるという方法があります。補助錠とは、通常の開閉用の錠に加えて取り付ける追加の錠です。窓を開閉するのに少し手間がかかるようになります。面格子は窓の外側に取り付ける格子で、窓からの侵入は格子を取り外さない限り難しくなります。このほかにも、二重窓にする方法も考えられます。

「侵入を諦めさせる」対策も必要

ここまでご紹介してきた方法は、いずれも効果的ではありますが、決定的な防犯対策とはいえません。なぜなら、「空き巣に侵入をためらわせる方法」という枠にとどまっているからです。

窓を防犯サッシや二重窓に変えておけば、確かに空き巣に侵入をためらわせる効果はあるでしょう。しかし、手慣れた空き巣は、十分な「見返り」があると判断して、あえてそうした「防犯意識の高い家」を狙うという可能性もあります。旅行などで家を留守にしている時間が長い場合は、時間をかけてじっくりと窓を突破され、被害にあってしまう可能性もあります。

そこで、侵入自体を断念させる「決定的な対策」が必要なのです。

防犯ブザーがあれば、窓が突破されても侵入を断念させられる

防犯対策を施した窓を突破してくるような空き巣に対して有効な「決定的な対策」といえるのが「防犯ブザー」です。やっとの思いで窓を突破しても、その瞬間、大音量の警報が侵入者を出迎えることになります。そうなれば、もうどんな空き巣であろうと、侵入を諦め退散するほかはないでしょう。

窓の防犯対策で侵入への時間を稼ぎ、そのあとに防犯ブザーという決定的な対策を施しておくという、二段構えの対策によって、住まいの安全をより高めることができるのです。

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照明は周囲を明るくするために用いるものですが、一方で防犯に役立つ側面も持ち合わせています。たとえば、泥棒が侵入する家に目星をつけ、人目につかないように接近したところで急にセンサー付き照明がパッとついたらどうでしょうか?泥棒の心理としては「見つかる!」という危機感が急速に高まるはずです。

今回は、

という方のために、照明を使った防犯対策をご紹介します。

屋外にセンサー付き照明を取り付ける際の注意点

防犯対策ですので、照明は家の周り、屋外に設置することを想定します。つけっぱなしになる照明よりもセンサー付き照明のほうがいいでしょう。「暗いところが急に明るくなる」という働きが侵入者に与える心理的効果を期待できるからです。

侵入者は律儀に玄関から侵入してくるとは限りません。玄関など目立ちやすい場所よりはむしろ裏口や庭の物陰など死角になりやすい場所を照らすように設置するといいでしょう。家全体をカバーするように配置すれば万全です。

とはいえ、照明はあくまでも「照明」に過ぎません。防犯ブザーのように侵入そのものを防ぐ対策と併用することで、より安全性を高めることができます。

完全に隙なく屋外照明だけで防犯するのは難しい

照明による防犯は特に夜間に効果を発揮します。しかし、空き巣被害が実際に起こることが多いのは、家主が家を留守にすることが多い日中です。それでもあえて夜間に家に侵入を試みるということは、最初から「この家にしよう」と空き巣から「目をつけられている」可能性が高いといえます。

屋外に取り付けた照明による防犯対策がしっかりしていれば、この時点で侵入者に「目をつけられる」心配はありません。しかし、失敗する可能性も十分にあります。なぜなら、家の周囲をまったく死角なく照明で覆うことはなかなか難しいからです。どこかに隙があれば、そこから侵入されてしまう可能性はゼロではありません。

センサー付き照明で「起きている」と思わせる

万が一、屋外に取り付けた照明の「穴」となる部分から侵入を試みられたとしたらどうすればいいのでしょうか?そのような場合にも照明は役に立ちます。ただし、今回使う場所は屋外ではなく屋内です。屋内の、外部から見えやすい位置にある廊下などに「タイマー付き照明」を仕掛けておきましょう。タイマー付き照明とは、ある時間になると自動的に点灯する照明のこと。それを使って夜間ずっと照明を点灯させておくのです。家の中で夜も明かりがついていると、外から見た場合、「まだ起きているのではないか」と思わせることができます。

照明により、屋外・屋内に二重の防犯対策を施すことで、夜間の侵入者防止により高い効果を発揮することができます。ぜひ覚えておいてください。

泥棒に狙われやすい家と狙われにくい家には、どのような違いがあるのでしょうか?はっきりとした答えを見つけることは難しいですが、「泥棒からの狙われやすさ」を左右する要因のひとつに「間取り」があるのは確かです。

今回は、

という方のために、どんな間取りの家を建てれば防犯対策に役立つのかご紹介します。

泥棒に狙われにくい間取りには、いくつか共通する条件があります。ひとつ目は、なんといっても「見通しがいい」という点でしょう。

複雑に曲がりくねった間取りの場合、家の壁と壁との間に自然と隙間が生じてしまいます。そうした隙間は侵入者にとって、身を隠すのに絶好のポイントでしょう。そうした死角ができないように、間取りは家の周囲が正方形、あるいは長方形のような単純な形になる間取りにするのがおすすめです。

また、侵入者が入り込みにくいように、家の周囲を生け垣などで囲うのもいいでしょう。ただし、生け垣自体が目隠しになってしまい、侵入者が身を隠すのに利用されてしまう場合もあるので、設置する場所は慎重に選んでください。

ほかにも、道路に面している面積が多い、夜間でも明るい、勝手口など侵入口となる場所がない、といった特徴を持っていると泥棒に狙われにくくなります。

間取りで防犯の工夫ができない場合もある

間取りで防犯の工夫ができる場合はいいのですが、できない場合にはどうしたらいいのでしょうか?たとえば、家を建てる場所がすでに決まっているようなケースでは、間取りによる防犯対策が限られてしまうことになります。土地の大きさや形によって、家の構造がある程度決まってしまうからです。

そのような場合は、建物自体に防犯対策を施すしかありません。そもそも、間取りの工夫だけでは防犯対策としては確実性にかけるため、根本的な対策としては決して十分とはいえません。どのみち必要になることなのですから、住まいに防犯対策を施してより安全性を高めましょう。

防犯意識が高いことを侵入者にアピールしよう

住まいに施す防犯対策のうち、代表的なものは次のとおりです。

これらの方法を併用すれば、仮に間取りが泥棒に狙われやすいものになってしまったとしても住まいを侵入者から守ることができるでしょう。大切なのは、侵入者に「防犯対策をしているぞ」とアピールすることです。「この家の住人は防犯意識が高い」と思わせることが、最も効果的な防犯対策だといえます。

火事は人々から住まいと命を奪う、恐ろしい災害です。

直接被害に遭われた方はもちろん、知人が被害にあったという方もいることでしょう。住まいの火災対策は住宅建設において最大の関心事のひとつです。

建物の火災に対する強さを表す基準として、「耐火構造」、「準耐火構造」と呼ばれるものあります。それぞれどのようなものなのか一緒に学んでいきましょう。

耐火建築物は、大きな建物だけ

耐火構造・準耐火構造は、それぞれ住宅基準法によって定められる概念です。耐火構造とは、「火災が起きたとき、建物の主要な構造が住人の避難が済むまで維持される」構造のことです。耐火構造で造られた建物は「耐火建築物」と呼ばれ、基準を満たしていることが対外的にもわかります。

ただし、耐火建築物にすることが求められるのは、主に病院や共同住宅、学校などの大きな建物です。一般の住宅は耐火建築物にしなくてもいいので、住宅を建てる際は気にしなくてもよいでしょう。

準耐火構造と省令準耐火構造の違い

住宅建設をするときに関係してくるのは、準耐火構造のほうです。準耐火構造には、普通の「準耐火構造」と「省令準耐火構造」という2種類があります。準耐火構造とは、耐火構造と同じく住宅基準法によって耐火性能が保証された構造のことです。耐火建築物には劣るものの、住宅としては高い耐火性能を持っていることが保証されます。

一方、省令準耐火構造とは、住宅金融支援機構が定める基準によって耐火性能を保証される構造です。準耐火構造との違いは、耐火性能を求める根拠となる法令が異なっているところ。どちらも必要な設備を備え、申請を行うことで耐火性能を認められると認定を受けることができます。

火災への備えが建物の維持費を安くさせる

火災に強い家を造りたい方は、「ぜひとも(省令)準耐火建築物として認められた家を建てたい」と考えることでしょう。住まいを準耐火建築物にしようとすると、通常の住宅建設より初期費用が多く必要になります。しかし、準耐火建築物として認められれば、いざ火災が起きても安全に避難し、家族の命を守るために十分な時間を得ることができるでしょう。

住宅の維持費について考えるとき、準耐火建築物の家を立てておくと「嬉しい誤算」があります。実は準耐火構造・省令準耐火構造の建物は、それ以外の普通の建物に比べて「火災の被害を抑えられる」とみなされるので、火災保険料が安くなるのです。火災保険料も「建物と家族の安全を守るための費用」です。火災に強い家造りは、たとえ初期費用が増えたとしても、トータルコストの観点で言えば十分に「元は取れる」と考えていいでしょう。

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