「庭」で楽しく過ごすために設置するべきエクステリアのアイデア

掲載日:2015/10/05
更新日:2020/07/03
皆さんの家に庭はありますか?住まいに庭がついていると、さまざまな面で生活の幅が広がります。
- 「庭のある家」にあこがれている
- 友人を集めたバーベキューパーティーなどにあこがれている
こうした方は「家を建てるなら、庭のある家を」と考えているのではないでしょうか。今回は庭の活用法や、庭に設置しておくとより生活が楽しくなるエクステリアなどについて学んでいきましょう。
庭の利用法で多いのはガーデニング・家庭菜園・物置
世の人々は、実際に庭をどのように活用しているのでしょうか。特に多い活用例としては、ガーデニング・家庭菜園・物置としての利用を挙げられます。
庭といえばガーデニング、というイメージを持っている方も多いでしょう。地面で直接植物を育てるのはもちろん、植木鉢なども庭においておくと水やりなどの手入れが簡単です。
家庭菜園は、ガーデニングより実利にもとづいた利用法だといえるでしょう。自宅のキッチンでとれたての新鮮な野菜を使った料理を楽しむことができます。
物置としての利用というと、「所帯じみていて寂しい」と思う方もいるかもしれません。しかし、逆にいえば最も生活に密着した、役に立つ使い方であるともいえます。庭に物置をつくり、普段使わないものをしまっておくのはもちろん、洗濯物を干すスペースを作るのもいいでしょう。
人気のエクステリアは、ウッドデッキと屋根付きテラス
続いて、庭に設置しておくと役に立つエクステリアをご紹介します。現在特に多くの方から人気が集まっているのがウッドデッキです。「勝手口を開けたらいきなり庭」という構造にするよりも、ウッドデッキを設けたほうが、中庭と屋内との行き来を自然にできるようになります。ガーデニングや家庭菜園のために頻繁に庭と室内を行き来する際は便利でしょう。
庭を物置として利用するのなら、屋根付きのテラスを設置すると役に立ちます。一時的に物をおいておくのはもちろん、雨が降り始めて洗濯物を取り込む時にも、慌てることがなくなります。
ほかにも、夜になると庭を鮮やかに照らしだすガーデンライト、夏の日差しを弱めてくれるオーニング(ひさし)などが人気です。
庭のつくり方によって、住まいでの過ごし方も変わってくる
住まいに庭があると、室内だけではできないさまざまな活動が可能になります。しかし、庭を単なる「便利な場所」としか考えないのは少しもったいないかもしれません。
なぜなら、庭をどうつくるかによって、そこで暮らす家族の生活は大きく変わるからです。たとえば、「庭でガーデニングをしたい」というアイデアを持っているなら、「自分はなぜガーデニングをしたいのか」と、もう少し考えてみてください。
「キレイな草花を見てみんなに喜んでもらいたい」 「庭を見るために仲間が集うような家をつくりたい」
といった気持ちが心のなかにあるのかもしれません。もし、そうした目的にために庭を作るのなら、庭の草花が家の外から見えるようにし、来客用のテーブルやベンチを設置したほうがいいでしょう。そうすれば、美しい花を見て足を止めた近所の方々との間に会話が生まれ、自然とふれあいがおこる家になるかもしれません。もともと単なる趣味のためにつくった庭が「人が集う、ふれあいの庭」になるのです。
庭にはそこで暮らす家族の生活、日々の過ごし方を大きく変える力があります。庭づくりを進めるときは、「どんな庭がほしいか」だけでなく「その庭を使ってどんなふうに暮らしたいか」というところまで考えてみてください。