ミサワホーム、持続可能な未来につながるコンセプト住宅が完成 | 注文住宅展示場.com

ミサワホーム、持続可能な未来につながるコンセプト住宅が完成

ミサワホーム(グリーン・インフラストラクチャー・モデル)

掲載日:2021/08/02

  • 住まいの枠を超え、人々の健やかで先進的な暮らしを支える未来コンセプト住宅
  • カーボンニュートラルへの総合的な取組みである「グリーン」と、安心して豊かに暮らすための「インフラ」
  • 「グリーン」×「インフラ」の新しいデザイン提案により、暮らし・健康・環境のサステナブルな住まいを実現

「住まいを通じて生涯のおつきあい」という精神のもと、良質の「住まい」を提供し、豊かな社会づくりに貢献するミサワホームは、暮らし、健康、環境など社会が抱えるさまざまな課題の解決につながるコンセプト住宅「グリーン・インフラストラクチャー・モデル」を、住まいづくりの体感施設「ミサワパーク東京」(東京都杉並区⾼井⼾)に建設しました。

コンセプト住宅「グリーン・インフラストラクチャー・モデル」の開発背景

ミサワホームは、これまで社会ニーズに先駆けて環境に貢献できる住まいの研究を積み重ねています。1998 年には世界初のゼロ・エネルギー住宅を発売し、2010 年には、2030 年を⾒据えた更なる省エネルギー住宅として、LCCMを実現する「エコフラッグシップモデル」を発表しました。昨今の激甚化する⾃然災害や感染症への不安、空き家の増加、⼈々の暮らし⽅も多様化を受け、新たに2030 年の住まいとして、持続可能な未来につながるコン セプト住宅を発表しました。

2010年発表エコフラッグシップモデル

「グリーン・インフラストラクチャー・モデル」の概要

「暮らし」、「健康」、「環境」、3つのテーマでサステナビリティを実現する新しいデザインが特⻑です。「ミサワパーク東京」のモデル棟では、可変性の強い空間構成や、感染症対策を含む健康⾯の提案、⾃然災害への備えに加え、エネルギー⾯でも⾃⽴したレジリエンス性の⾼い安全・安⼼な住まいのもと、家族といつまでも豊かに過ごすことができる暮らしを体験する事ができます。

空間構成では1 階を、平⽇は働く場として、休⽇にはカフェのように地域の⼈々が交流する場として利⽤してもらうことを想定したシェアオフィス空間、2 階を家族が健康的で豊かに過ごすプライベートな居住空間としています。これまで別々にあった住宅や職場、そして友⼈と集う場を⼀体的に提供することによってマルチプレイス化し、場所にとらわれない新しい暮らし⽅を提案しています。

1階のパブリックな空間
2階のプライベートな居住空間

暮らしのシン・デザイン ― 長期にわたって多用な利用が出来る住まい

●人に最適な自然環境に近づけて、効率的かつ心身ともに快適にはたらくワーク空間

1 階に設けたシェアオフィスでは、仕事内容に応じて最適なワークプレイスを選ぶことができる空間として「ABW(Activity Based Working)設計」を提案。また、緑化や⾳などの要素を⾃然環境に近づけて設計する「バイオフィリックデザイン」※1 に加えて最適な植物の配置によって、ストレス軽減や⽣産性の向上が期待できる環境※2 を提案しています。

心地よいシェアオフィス空間

植栽は全て計画的に配置し、仕事に取り組むにあたってストレス軽減に最適とされる緑視率10〜15%※3 を確保。また、⼤収納空間「蔵」はオフィス収納のほか、地域の防災備蓄としても活⽤できます。平⽇のシェアオフィス利⽤に加え、休⽇は家族で利⽤したり地域の⼈々に開放したり、⻑期的にはカフェなどの店舗貸しや、多世帯の同居スペースとするなど、多⽤途な利⽤が可能となる空間としています。

●将来的な搬送・介護ロボットの導⼊に対応するフルフラットのバリアフリー設計

将来的な⾞いすやロボットの利⽤など、家族状況の変化や使⽤する機器の進化を想定し、ホームエレベーターを含むフルフラットのバリアフリー設計を採⽤しています。

また、スマートフォンの操作により荷物を⾃動で運搬する「収納⽀援ロボット」を導⼊。ビルトイン宅配BOXで受け取った荷物を「蔵」に運んで保管したり、指定した荷物を「蔵」の外まで運び出したりするなど、さまざまな作業を⽀援します。

就農支援ロボットの運搬イメージ

●視覚と聴覚で空間を広げる「コネクテッドリビング」

フレキシブルな利⽤を前提にシンプルな配置構成とした2 階のLDK は、エントランスの吹き抜けと開放感のあるガラスパーテーションでつなげ、透明・不透明の切り替えが可能な調光ガラスを採⽤。パーテーションを⼤きなスクリーンとして利⽤することにより、オンラインを活⽤して、離れて住む家族の様⼦を映し出したり、料理教室などの集まりに参加したり、家にいながら離れた場所とのつながりを可能にしたリビングです。

コネクテッドリビングと調光ガラスのパーテーション

⾳環境では、⾳の広がる範囲を⼀定の⽅向に制限することができる超指向性スピーカーを活⽤することで、空間拡張や⾳のパーソナライズ化を提案しています。聴覚を通して空間に広がりを感じるとともに、家族が近くにいても、各々の部屋にいるように、⾃由に好きな⾳楽やサウンドコンテンツを楽しむことができます。

●⽣活⽤品や医薬品などの受け取りを想定した移動式の「ドローンポート」

コロナ禍により急増した宅配に対して、物流業界ではドライバーが不⾜している⼀⽅で、⼈⼝の少ない郊外では物流インフラの維持も問題になっています。ドローンの社会実装本格化を⾒据え、住宅側で⽣活⽤品や医薬品などの受け取りができる仕組みとして、バルコニーと隣接するフラットルーフに移動式のドローンポートを提案しています。

移動式のドローンポートは、屋根下の待機場所から、荷物の到着場所に⾃動で移動し、受け取り後は所定の位置まで戻り、ワイヤレス給電により充電して待機します。

荷物を受け取るドローンポート

●360°ビューで直感的な操作が可能、メンテナンス管理に役⽴つ次世代UI

従来の平⾯的なデザインとは異なり、実写画像の上にタグを埋めこんでボタンや情報を構成する、次世代ユーザーインターフェイスを提案。タブレット型端末などで画像上の照明やロールスクリーンをタップすることで、直感的な操作ができるほか、選択した設備機器のメーカーや型番、取扱説明書など、製品の解説を参照可能でメンテナンスに便利です。また、温湿度センサーなどを活⽤した耐久モニターも搭載し、異常の早期発⾒や適正な時期のメンテナンス実施に役⽴てます。

健康のシン・デザイン ― スマートウェルネスを実現できる住まい

●帰宅時に除菌するクリーンクローク

1 階に家族のプライベート⽤に設けた⽞関には、⾮接触の⾃動ドアやタッチレス⽔栓を設けたクリーンクロークを提案。帰宅時、抗菌・抗ウイルス照明によって靴やコートを、紫外線照射によってスマートフォンを除菌できます。また、クローク内には冷蔵と常温で上下に仕切られたビルトイン宅配BOX を備えてクール便や⼤型荷物の受け取りに対応するほか、洗⾯台に設置する⾮接触の情報ミラーでは、交通情報や天気など外出時に必要な情報を確認でき、感染症対策とあわせて豊かな暮らしをサポートします。

宅配BOX、クローク、情報ミラー

●家庭内感染から家族を守る療養部屋

2 階に設けたホームオフィスは、⽇常では書斎や趣味の部屋、体調を崩した際には療養部屋として使えるマルチプレイスです。療養時には、隣接する洗⾯・トイレまで含めて仕切り、独⽴換気とトイレの換気を併⽤して部屋を負圧にコントロール。空気の流出を防ぎ、家族間の感染リスクを抑制することができます。

あわせて、ホームオフィスでは、可動ウォールパーテーションを採⽤しており、間仕切ることによって、1室で2⼈が快適に在宅ワークを⾏うことができます。

療養部屋として使えるホームオフィス

●パーソナライズされた快眠ソリューション

2 階の主寝室では⾳や温湿度などをパーソナライズ化することで、健康的な睡眠環境と夫婦同室を提案しています。AI スピーカーやセンサーと連携したシーン制御によって、⼊眠を誘うリラックスタイムや睡眠中、起床時など、状況に合わせてベッドの⾓度や照明、加湿器、ロールスクリーンなどを⾃動制御。寝室にも超指向性スピーカーを採⽤し、起床する時間が異なる場合でも、⼀⽅のアラームによって隣で寝ている相⼿を起こしてしまうことを防ぎます。また、睡眠中の⼼拍や呼吸、体動を⾃動測定した睡眠スコアは、洗⾯台の情報ミラーに表⽰されるため、⽇常⽣活から健康管理ができ、⼼⾝の健康を保ちます。

自動制御される寝室

●健康モニタリングの要素をもつ「ウォーターリビング」

1.5 階には、単なる⽔廻りではなく、健康に⼼地よく過ごせる居場所として「ウォーターリビング」を提案しています。壁⾯全体を情報ミラーとした洗⾯台には、寝室で測定した睡眠スコアや、床⾯と⼀体になった体組成計との連携機能、体温測定機能などにより、⽇常的に健康管理を⾏えるほか、⼤画⾯のモニターとして映画鑑賞も可能です。ウォーターリビングは、2階のコネクテッドリビングとダクトを通じて空気環境をつなげるシェア空調により、寒い季節のヒートショックなど、健康障害を予防するとともに、居⼼地のよい空間として寛ぐことができます。

ウォーターリビング、ステルスヘルスメーター、体温測定機能

「環境のシン・デザイン ー 自然災害から家族を、温暖化から環境を守る住まい」

●利便性と⾮常時に備えた「レジリエンスウォール」

外構計画では、⾃動⾞の給電対応や将来的なモビリティサービスに備えてビルトインカーポートを採⽤。隣接するレジリエンスウォール内部には、⾞と住宅間で給電するV2H や災害時に⾞から電⼒を給電する「クルマde 給電」のほか、ミサワホームが⽔害対策として提案する防災エクステリアのスマート防⽔ボード、⾬⽔を活⽤する⾬⽔タンクを備えています。タンクの⽔はポンプアップして2階バルコニーにある植栽の給⽔などに活⽤し、⾮常時には夫婦2⼈分で最⼤約8⽇分もの⽣活⽤⽔を確保できます。

クルマde給電、スマート防水ボード、雨水タンク

屋根・外構に設置した太陽電池、燃料電池、蓄電池による全負荷型3電池連携システムにより、エネルギーの⾃⽴性を⾼める提案をしており、停電時にも住まい全体に⾼出⼒の電⼒を供給できるため、⾃宅避難を可能とし、普段に近い暮らしが継続できます。また通常時には、再⽣可能エネルギーの⾃家消費率を⾼めてカーボンニュートラルの実現に貢献します。

●ハイドロカルチャーの植物による空気浄化と涼⾵制御システム

1 階の屋内エントランスホール「コネクテッドラウンジ」に植えたシンボルツリーなどの植栽には、⽔耕栽培のハイドロカルチャーを採⽤。通気性や排⽔性を⾼めることにより、根の持つ空気浄化作⽤を促進させて空気質環境を良好に保ち、ファンを通じて室内にきれいな空気を送ります。あわせて夏場には、⾬⽔を流すことで打ち⽔効果が⽣まれるドリップルーバーによって冷やされた涼⾵を室内に取り込みつつ、⾼窓やシーリングファンなどの連携で温かい空気を⾃動で換気する「涼⾵制御システム」により室内の温度環境を改善します。

ドリップルーバー、涼風制御システム

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※1:⼈⼯的な環境下において、⼈と⾃然のつながりを創造し、⼈の健康と幸福を向上させる空間デザイン

※2:パソナ・パナソニック ビジネスサービス(株)が提供するCOMORE BIZ(コモレビズ)を活⽤した提案

※3:建築学会で使われる「緑視率」の定義として「⼈の視界に占める緑の割合で、緑の多さを表す指標」