二世帯住宅で、世帯間のトラブルを未然に防ぐための注意点 | 注文住宅展示場.com

二世帯住宅で、世帯間のトラブルを未然に防ぐための注意点

掲載日:2015/10/05

更新日:2020/07/03

  • 結婚を機に引越しを検討している
  • 子どもが生まれて、親にできるだけ会わせてあげたい

こうした方にとって、二世帯住宅は有力な選択肢です。実際に、結婚や出産を機に二世帯住宅で親と同居し始める方は少なくありません。しかし、二世帯住宅で気になるのは世帯間のトラブル。「舅姑と仲良くやっていけるのか」というところが心配になり、なかなか踏ん切りが付けられないという方も多いことでしょう。

そんな方のために、二世帯住宅を建てるときに気をつけること考えていきましょう。

二世帯住宅のプランは、「どの程度生活を共有したいか」で決める

二世帯住宅には、大きく分けて3つの間取りプランがあります。ひとつ目は、親世帯・子世帯の生活空間を完全に一緒にしてしまう「完全同居型」です。リビングはもちろん、キッチンやバスルームも共有するため、比較的、コストを抑えられます。ただし、世帯間のプライバシー確保や、生活リズムの違いを巡ってトラブルになってしまうこともあり得ます。

ふたつ目は、「部分分離型」。玄関は1つでも、1階部分は親世帯、2階部分は子世帯というふうに、世帯ごとに生活空間を分けてしまう方法です。必要に応じてキッチンやバスルームも別にできるので食事や入浴の時間帯が違っても問題になりにくいのがメリットです。しかし、完全同居型よりもコストが高くなりがちです。

三つ目は、「完全分離型」。親世帯と子世帯の生活空間を完全に分けてしまう方法です。玄関から別々の家になっており、隣り合って暮らしている形になります。家を2軒建てるようなものなので、コストは最もかかりますが、その分世帯間のトラブルが起こるリスクは小さくなるはずです。

二世帯住宅のプランは、自分が親世帯とどのような距離感を持って暮らしたいか、どういう暮らし方がお互いにストレスが少ないか、というところに注意して選択することが大切です。

二世帯住宅には、バリアフリーの概念を取り入れよう

プランが決まったら、具体的な間取りや設備について考えていきましょう。注意したい点は、「二世帯住宅を建てるときはバリアフリーの概念を忘れてはならない」ということです。

親世帯がまだ元気だったとしても、いつか肉体の衰えは訪れるものです。もちろん、あとでリフォームすることもできますが、あらかじめ準備しておくに越したことはありません。 階段に手すりを設置する、部屋と廊下に段差がないようにしておくといった工夫をこらしましょう。

キッズデザインも考慮して、すべての世代に優しい家に

バリアフリーと同じように、もうひとつ忘れてはならない概念があります。それは「キッズデザイン」です。キッズデザインとは、「子どもが暮らしやすいデザイン」のこと。バリアフリーと合わせて考えることで、高齢者にも子どもにも優しい、すべての世代にとって快適な家を実現できるのです。

キッズデザインの具体例としては、安全な「ゆっくりと閉まる扉」や、怪我をしにくい「丸みを帯びた柱」などがあります。家庭内の事故の可能性を減らせるので、お年寄りにとっても優しい家になるでしょう。

バリアフリーとキッズデザイン、ふたつの概念を取り入れることで、親・子・孫の3世帯がひとつの家で快適に暮らすことができます。

二世帯住宅を建てるときは、そこに住むすべての人が快適に過ごせるかどうかを考えてください。家族全員にとって安全で暮らしやすい家が、暖かく明るい家族のふれあいを生み出すのです。