子供部屋の間取りはライフプランを考えて決めよう

掲載日:2015/10/05

更新日:2020/07/03

小さな子どもを抱えた親にとって、「子ども部屋」の存在を無視して家づくりを語ることはできません。家は一度建てると、間取りを簡単に変えることは難しいものです。もちろん、リフォームといった方法はありますが、それなりの資金が必要になるので、たびたび行うことはためらわれます。

  • もうすぐ子どもが生まれる
  • 現在子どもがいるが、将来兄弟姉妹が増えたら子供部屋が手狭になるのではないか

変わっていく生活に合わせた子供部屋の間取りはどのように考えていけばいいのでしょうか。

子供部屋は「あることを前提」に家づくりをしよう

子どもに個室が必要になるのは、小学校低学年のころです。心身が成長するにつれてプライベートな空間が必要になるので、基本的には最初から「子ども部屋があること前提」で家づくりを進めるほうがいいでしょう。

広さは4畳半以上、凝った備え付けの設備などは必要ありません。子どもがどのように部屋を使うかは、事前に予測できないものです。ビルトイン型の学習机など、備え付けの設備を取り付けても、使ってもらえなければ無駄になってしまいます。成長したあとで、それぞれ必要になってから買い揃えることで十分に対応できるでしょう。

子どもが増えたときは、可動式間仕切りが便利

「凝った設備は必要ない」ですが、例外といえる設備もあります。「可動式間仕切り」は備え付けておいても損はありません。

可動式間仕切りとは、必要に応じて大きな部屋を仕切り、2つに分けることできる設備です。なかには、単なる間仕切りではなく収納機能を備えたものもあります。

可動式間仕切りがあると便利な理由は、子どもが増えたとき、部屋を分割してそれぞれに個室を用意できるからです。

子どもとふれあう機会を設ける工夫も大事

子供部屋づくりを考えるにあたり、「居心地が良すぎると、部屋にこもりきりになるのが心配」という方が少なくありません。子どもを心配するあまり、あえて居心地の悪い部屋をつくろうとする人もいますが、そこまでやる必要はありません。

子どもが部屋にこもらないようにするには、リビングやキッチンなど、ほかに家族がいるところで勉強できるようにすることが有効です。たとえば、キッチンやリビングの一部にスタディコーナーを設ければ、自然に家族のふれあいが生まれます。

家族が集う部屋にファミリーライブラリー(家庭内図書館)を設けるのもいいでしょう。親も本を読むときにその部屋で過ごすようにすれば、勉強をしている子どもと自然な形で一緒に過ごせます。

子どもが勉強に対して、前向きに取り組むことができる環境をつくりましょう。そうすれば、子どものプライバシーと家族のふれあい、両方のバランスがとれた家をつくれるはずです。