家族の安全に配慮した地震対策。耐震性能と制震性能を併せ持つ「Kダンパー」をご紹介!

Kダンパー 地震対策

掲載日:2022/04/12

最近は耐震性能のある住まいに関心がある方が多いです


地震が多い日本で住まいづくりを考える時に、多くの方が耐震性能がある家を建てられます。
実際に、このサイトでカタログ請求をした方を対象にしたアンケートを行った結果、住宅購入された方の8割以上の方が耐震性能がある住まいを購入しております。

制震ダンパーとは?


耐震住宅は壁を増やしたり固くしたりすることにより、建物の強度で揺れに耐えますが、地震の揺れが繰り返される度に、建物にダメージが蓄積して強度が低下していきます。
繰り返しの揺れに有効な地震対策が“制震”と呼ばれるもので、地震エネルギーを他のエネルギーに変えることで、地震による揺れを吸収します。
制震ダンパーは、地震による建物の被害を抑えるために、壁や柱などの接合部に設置する制震装置です。
本記事では、耐震と制震の機能を併せ持つ、Kダンパーを紹介します。

Kダンパーとは?


Kダンパーは耐震性能(剛性と耐力で地震の力に抵抗する能力)と制震性能(振動エネルギーを吸収する能力)を併せ持つ装置で、効率よく地震の揺れを抑える工夫がされている、木造住宅用に開発された高性能ダンパーです。
Kダンパーは、震度3~4程度までは耐震壁として機能し、それ以降は制震ダンパーとして効果を発揮します。

Kダンパーの適用範囲
Kダンパーの適応範囲

Kダンパーと筋交いの比較実験


Kダンパー搭載の試験体と、一般的な耐力壁である筋交い工法の試験体それぞれに、阪神大震災レベルの振動を加えました。
筋交い工法は激しい衝撃に耐えられずに構造体が損傷し、変形量も倒壊レベルに達しました。
一方、Kダンパーは優れた耐震性と制震性を発揮し、変形量を大幅に軽減できました。

Kダンパー 地震対策

家族の安全に配慮した、地震対策を


本記事では耐震性能と制震性能を併せ持つKダンパーをご紹介しました。
注文住宅を建てる時はどのような地震対策ができるのか、ぜひ考えてみてください!

Kダンパーの公式サイトはこちら
https://www.masalabo.co.jp/products/kdamper.html

また、本記事では地震対策の“耐震”と“制震”に注目しましたが、“免震”と呼ばれる地震対策もあります。免震については過去記事で解説しておりますので、ぜひご覧ください!

地震による「家具転倒」から家族を守る「免震」の概念

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