一条工務店の「耐水害住宅」が「ジャパン・レジリエンス・アワード 2021」で準グランプリ金賞

一条工務店耐水害住宅(実験風景)

掲載日:2021/05/10

高性能な家づくり、一条工務店の「耐水害住宅」

「家は、性能。」にこだわり、ダントツの住宅性能を目指す一条工務店。高い断熱性能、気密性能、耐火性能、耐風圧性能を持つ家づくりを、数多くの実験を繰り返して追求しています。

その一条工務店が注力して開発する「耐水害住宅」が、次世代に向けたレジリエンス社会を構築するために展開されている、“強靱化(レジリエンス)”に関する先進的な活動を発掘、評価し、表彰するレジリエンスジャパン推進協議会主催の「ジャパン・レジリエンス・アワード 2021」で「準グランプリ金賞(企業・産業部門)」を受賞しました。

http://www.resilience-jp.biz/award/

「耐水害住宅」は、水害発生時に建物自体をあえて水に浮かせることで、5m級の水深においても床下や屋内への浸水から免れる事が可能。さらに「係留装置」にて建物の流失を防ぎ、水が引いた後すぐに生活復旧できる住宅です。コロナ禍において、密を避けられる避難所の確保が新たな課題となる中、耐水害住宅は、避難所から在宅避難への早期移行を実現し、この課題を改善する手段ともなります。

2021年3月18日(木)、「ジャパン・レジリエンス・アワード」の表彰式が開催され、一条工務店代表取締役社長の岩田直樹氏は、

「災害に強いだけではなく、災害からその後の生活をすぐ再開できる性能に高めたいと水の浸入を防ぐ家を造った。こうした技術が世の中にさらに広がることを切に願っている。」

とコメントしました。

耐水害住宅とは

水害発生時に建物自体をあえて水に浮かせることで水没と水圧から免れ、さらに「係留装置」にて流失を防ぎ、水が引いた後すぐに生活復旧できるのが「耐水害住宅」です。

一条工務店耐水害住宅(特徴)

浮上時に漂流物が建物の下に挟まった場合も約半日で撤去でき、給排水管も施主自身で復旧できる方法を確立。さらに、太陽光・蓄電池の搭載で電気の自給自足も可能なため、水害後、「普段通りの生活」をすぐに取り戻せるとともに、精神的・経済的負担を大幅に軽減できます。

一条工務店は、2020年9月より実販売を開始し、2021年2月末現在で、「耐水害住宅」の契約数は430件以上と発表しています。

また、同社は啓蒙活動の一環として、全国7か所に実際に「耐水害住宅」の性能を体験できる施設を設け、注文住宅検討者がより正しい理解で検討できる機会を提供しています。

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