本サイトを運営する日本経済社が行ったインターネット調査では、新型コロナウイルスの流行に伴う、家づくりへの意識の変化が見られました。

第7回は、40代の家づくりについて見ていきます。

調査概要

目的:新型コロナウイルス感染拡大が注文住宅購入検討層に与えた影響の把握

時期:2020年10月15日(木)~18日(日)

調査方法:インターネット調査

地域:一都三県

対象:「2年以内に、注文住宅の購入・建築を検討している人」 300 名

※20-69歳

※調査会社保有のモニターから、対象条件に該当する人を抽出

新築、マンション、中古など、さまざまな方向で検討

今回は40代の調査結果をとりあげていきます。

まず、今後3年以内の住宅計画についての設問では、特に「新築の分譲住宅」「新築マンション購入」の値が全体よりも高いようです。また、どの項目も全体より上回っており、注文住宅、分譲住宅、マンション、中古物件など、新築一戸建てにこだわらずにさまざまな方向で検討しているようです。

今後3年以内の住宅購入計画の内容についてのアンケートグラフ

仕事優先から、仕事と家族のバランスへ

新型コロナウイルスの感染拡大が家の建て替えや新築を検討する理由に影響を与えたことを聞いてみると、46.2%の人が「家族で過ごす時間を大切にしたいと思うようになった」と答えています。また第2位のテレワークの実施(37.6%)に続き、「通勤の利便性より環境を優先するようになった」が第3位(35.5%)、「地方や郊外での生活を視野に入れた」が第4位(32.3%)となっています。在宅時間が増えたことにより、仕事優先の家から、家族の暮らしと仕事を両立させるための家へと、意識が変化しているのかもしれません。

一戸建ての建て替え・新築を検討する理由として新型コロナ感染拡大が影響したかのアンケートのグラフ

家族のプライベートやリモート環境、運動を重視

一戸建て住宅に求めるものはコロナ禍以前と比べて、どのような変化があったかという設問では、やはり全体で人気の「広いリビング」「広い収納」が上位を占めています。

40代の特徴は第3位に「家族のプライベート環境」第8位に「リモートワークを想定した通信環境」が入ることです。

テレワークを経験している人が37.6%と多いことから、在宅時間が増加し、家族のプライバシーの確保や在宅勤務の環境整備を意識する人が多いようです。

左の表(一戸建て住宅にもとめるもの・全体)一戸建て住宅に最も欲しいもの3つ(40代)

また、興味をひくのは「エクササイズができるスペース」を挙げる40代が多いことです。最も欲しいものを3つ挙げてもらった結果では、通信環境よりも上の7位(14.0%)に入っています。ちなみに20代-30代、50-60代ともに22位という結果で、40代だけにみられる特徴と言えます。複数回答でも、惜しくもベスト10には入りませんでしたが、第11位(24.7%)に入っています。

40代といえば健康診断の結果が気になり始める世代。在宅勤務が増える中で、手軽に自宅で運動し、体調を整えたいという人が多いのではないでしょうか。

一戸建て住宅に最も欲しいもの3つ(40代)

40代はオンラインとリアルを使い分ける

コロナ禍での住宅会社とのやりとりについて、オンラインによる活動状況を聞いた設問では、40代はオンライン見学会を除いて全体より上まわる結果となっています。オンラインでの活動を積極的に行っているようです。

新型コロナ感染拡大後のオンラインによる営業活動、情報収集活動の有無についてのグラフ

また、今後の住宅展示場に関しては、「オンラインでの相談、検討で十分であると思った」が32.3%と、オンラインへの満足度が高い一方で「実際に見学できる場所として住宅展示場は必要」が45.2%、「住宅会社の営業マンの話を直接聞くことができる場所として住宅展示場は必要」が30.1%となっており、住宅展示場に対するニーズも高く保っています。オンラインとリアルのいずれかに偏ることなく、両方を上手に使い分けながら家づくりをしようとする姿勢が見て取れます。

新型コロナ感染拡大の影響を受けて住宅展示場に対する考えが変わったかのグラフ

まとめ

40代の家づくりについて調査結果をまとめると

・新築一戸建てにこだわらずに、さまざまな選択肢を検討している

・在宅時間の増加にともない、家族の暮らしと自分の仕事環境の両立を探る

・家づくりの相談はオンラインもリアルも上手に活用

働き盛りであり、子どもがいる家庭は子育ても佳境で、オンとオフ両方で多忙を極める40代の家づくり。出社しなくても効率よく仕事をするための環境と、家族がより快適に暮らせる環境の両立を目指してあらゆる選択肢を検討している様子がうかがえました。

当サイトでは注文住宅のカタログをさまざまなテーマ別に検索、無料で請求できます。理想の家づくりの第一歩として、ぜひお役立てください。

https://www.jutakutenjijo.com/catalog/

本サイトを運営する日本経済社が行ったインターネット調査では、新型コロナウイルスの流行に伴う、家づくりへの意識の変化が見られました。

第6回は、50-60代の家づくりについて見ていきます。

調査概要

目的:新型コロナウイルス感染拡大が注文住宅購入検討層に与えた影響の把握

時期:2020年10月15日(木)~18日(日)

調査方法:インターネット調査

地域:一都三県

対象:「2年以内に、注文住宅の購入・建築を検討している人」 300 名

※20-69歳

※調査会社保有のモニターから、対象条件に該当する人を抽出

建て替え検討が多い世代

第5回まで、全体の調査結果を見てきましたが、今回は、50-60代の調査結果に注目し、この世代の家づくりについて考察していきたいと思います。

まずは、感染前後での建て替え、新築に対する考え方の変化から見て行きましょう。

全体と50-60代で大きな差はありませんが、「以前から一戸建て、今も一戸建て」で考えている人が若干多いようです。

逆にマンションからの転向組は少ない傾向にあります。

新型コロナ前後で一戸建ての建て替え・新築に対する考えが変わったかのグラフ

今後の計画についての設問では、「新たな土地を取得して一戸建てを建築する」「新築の分譲住宅を購入」のいずれも全体よりも少なく、「現在所有する一戸建て住宅の建て替え」が多い傾向があります。

今後3年以内の住宅購入計画の内容についてのアンケートグラフ

家族との暮らしから、自分自身の暮らし方へ

新型コロナウイルスの感染拡大が影響したことを見ていくと、「近くに公園や自然がある方がいいと思うようになった」が1位、「家族で過ごす時間を大切にしたいと思うようになった」が2位、「通勤の利便性より環境を優先するようになった」が3位です。

ちなみに全体では「家族で過ごす時間を大切にしたいと思うようになった」が唯一40%を超えて1位です。

50-60代は、子育てが終わりつつある世代。家族や仕事から、自分自身の暮らしへと視点が移っているのかもしれません。

一戸建ての建て替え・新築を検討する理由として新型コロナ感染拡大が影響したかのアンケートのグラフ

日当たりと風通しが、広いリビングよりも優先

一戸建て住宅に求めるものはコロナ禍以前と比べて、どのような変化があったかという設問を見てみましょう。

全体では上位を占める「広いリビング」や「広い収納スペース」よりも、「日当たり」「風通しの良さ」など、立地や構造から暮らしの心地よさをつくる要素が優先されているようです。

この2つは、立地によっては設計や建てたあとで改善することが難しい要素でもあり、ここを優先するあたりが年齢に応じた住まいについての経験値の高さを感じさせます。

また、「家族の趣味のためのスペース」が上位にあるのも特徴です。こちらでも自分たちの暮らしを楽しんでいこうという意図が見て取れます。

そして、全体的に見て50-60代はどの項目もパーセンテージが高いことから、複数回答で多くの項目を選んでいるようです。全体だと3割以上の人が選択している項目は6位までなのに対し、50-60代は9位までの項目を3割以上の人が選んでいます。ウィズコロナでの理想の家づくりについて、あれこれと積極的に要望を持っているようです。

左の表(一戸建て住宅にもとめるもの・全体)右の表(一戸建て住宅にもとめるもの・50~60代)

展示場志向が強く、オンラインでは物足りない。

コロナ禍の影響で、住宅展示場についての考え方が変わったかを聞いた設問では、「見学の場として、住宅展示場は必要」と答えた人が半数を超えました。また、「オンラインで十分と思うようになった」人が12.9%と、全体の23.7%と比較するととても少なく、展示場志向の強さが見て取れます。

新型コロナ感染拡大の影響を受けて住宅展示場に対する考えが変わったかのグラフ

第4回でご紹介した通り、今回の調査では「在宅勤務経験があるとオンラインでのやりとりの実施率が高い」という結果がでているのですが、50-60代は誰もリモート勤務をしていない世帯が3割以上と、リモート勤務の実施率が最も低い世代です。

ただ、世代別にオンラインでの活動を見てみると、50-60代でオンラインでの活動経験がある人も半数近くいます。満足度はともかく、ある程度オンラインでの活動を経験していると言えます。

新型コロナ感染拡大後のオンラインによる営業活動、情報収集活動の有無についてのグラフ

まとめ

50-60代の家づくりについて調査をひもといてみると

・建て替え、住み替えの人も多い

・住まいに対する経験値が高く、具体的な要望を多く持つ

・家づくりの相談は対面を希望、住宅展示場にも足を運びたい

という結果となりました。

この世代の家づくりは、現状や近い将来の家族の形を考え、それにあわせた家をつくるというよりも、今までの暮らしで感じてきた「こんな風に暮らしたい」「こんな家に住みたい」という形を具現化する、言わば「長年思い描いた理想の暮らしを実現する」という意欲がより高いのではないでしょうか。50-60代で新たな家を建てるという機会を得て、自分たちがさらに満足できる家、暮らしを手に入れるために積極的に要望をかなえようとしている姿を感じました。

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第5回は、ここまでの調査から見た、注文住宅展示場.comが考える「コロナ禍での住まいづくりのヒント」をご紹介します。

調査概要

目的:新型コロナウイルス感染拡大が注文住宅購入検討層に与えた影響の把握

時期:2020年10月15日(木)~18日(日)

調査方法:インターネット調査

地域:一都三県

対象:「2年以内に、注文住宅の購入・建築を検討している人」 300 名

※20-69歳

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コロナ禍での住まいづくりをよりよいものにするために

ここまで4回にわたり、コロナ禍での住まいづくりについてさまざまな切り口で見てきました。

第1回 コロナ禍で膨らんだ一戸建て住宅への思い

第2回 在宅勤務経験が家づくりに影響?

第3回 ステイホームで再注目、家族時間・快適空間

第4回 住まい選びもハイブリッドがニューノーマルに

新型コロナウイルスの流行拡大は、家づくりにさまざまな影響を与えていますが、このような時代の家づくりでは何を大切にすべきなのでしょうか。

今回は調査結果から導き出した、これからの住まいづくりのヒントをご紹介します。

ヒントその1:家族で過ごす快適な空間づくりを第一に考えよう

在宅時間の長時間化が浸透してきた今、改めて「家族で過ごす快適な空間づくり」という、基本に立ち返ってみることをお勧めします。

例えば、広いリビング、風通し、日当たり、収納スペース、広いキッチンなど、快適なおうち時間を作るための工夫を上手に取り入れてみてください。

ヒントその2:家族と個人、オンとオフ、利便性と環境のマイバランスをみつけよう

家族が家にいる時間が増えると、家族とつながりながらも、プライベートを確保できる空間も大切になります。

家族構成や仕事のしかたに応じて、仕事とプライベートを上手に切り替えられる工夫や、複数人数での在宅勤務を想定し、従来の形にとらわれない、自分たちなりのワークスタイルを考えてみてはいかがでしょうか。

ヒントその3:オンラインとオフライン、リアルとバーチャルを上手に使い分けよう

リアルとバーチャルを上手に使い分けることで、効率よく情報収集や打ち合わせを進めることができます。

これまでのメールやLINEによる連絡や、WEBによる資料請求に加え、住宅会社との商談やプラン提案も、一度オンラインで体験してみてはいかがでしょうか。

実際の建物を見学する際は、来場予約の上住宅展示場に行くことで、「密」を避けることができます。

変化をヒントに

新型コロナウイルスの感染拡大で、色々なことが今まで通りとはいかなくなってしまいました。新たにもたらされた変化をヒントに、これからの暮らしに思いをはせ、皆さまがすてきな住まいをつくりあげることを願っています。

本サイトを運営する日本経済社が行ったインターネット調査では、新型コロナウイルスの流行に伴う、家づくりへの意識の変化が見られました。

第4回は、コロナ禍での家づくりで増加している、オンラインでの相談や見学会などの利用状況を見ていきます。

調査概要

目的:新型コロナウイルス感染拡大が注文住宅購入検討層に与えた影響の把握

時期:2020年10月15日(木)~18日(日)

調査方法:インターネット調査

地域:一都三県

対象:「2年以内に、注文住宅の購入・建築を検討している人」 300 名

※20-69歳

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住宅会社とのやりとりでのオンライン利用は?

新型コロナウイルス感染拡大後に、住宅会社とのやりとりにおいて、パソコンもしくはモバイル端末を利用したオンラインによる営業活動、情報収集活動を行ったかどうかを尋ねたところ、既に半数の人は「ある」と回答しています。最も多いのは、初期段階でのオンライン相談ですが、プラン提案を受けた人も19%いました。

住宅会社とのやりとりでのオンライン利用は?グラフ1

この結果を、在宅勤務経験のあり・なしで見たところ、在宅経験ありの方の方が、オンライン実施率が圧倒的に高いことがわかります。この背景には、在宅勤務により情報収集の時間が増加したことや、テレワークやオンライン会議の経験を通じ、バーチャルなコミュニケーションに対しての抵抗もうすれ、むしろ利便性を感じていることもあるかもしれません。年代別でも、50代までは約半数、60代も4割は、オンラインによる情報収集活動を行っています。

左グラフ(住宅会社とのやりとりでのオンライン利用は?)右のグラフ(住宅会社とのやりとりでのオンライン利用は?)

住宅展示場は商談の場から、実物の見学の場へ

では、実際の住宅展示場に対する考え方に変化はあったでしょうか。今回の調査では、実際の住宅展示場を利用することは、今後ないと思うと回答した人は、わずか4%に過ぎず、今後も、住宅展示場は必要という声が多い結果となりました。

注目したいのは「実際に住宅を見学できる場所として必要であると思う」と答えた人が46%であるのに対し、「営業マンの話を直接聞くことができる場所として、必要であると思う」と答えた人は、26%にとどまりました。

先ほどの、オンラインによる情報収集活動の実施状況を合わせて考えますと、情報収集や初期段階の商談はオンラインで行いつつ、実際に展示場で建物を見学する、というパターンが主流になってくるかもしれません。

住宅展示場は商談の場から、実物の見学の場へグラフ1

オンラインで情報収集や商談を経験した人は、オンラインとリアルのハイブリッド傾向が強い

オンラインでの情報収集、営業活動の実施有無でみると、さらにはっきりします。オンライン活動をした人は、当然、オンラインで十分という人も多くなりますが、一方で、実際に住宅を見学できる場所として展示場が必要、と答えている人が53.9%もいます。既に、オンラインとリアルのハイブリッドは、実践者の間では、かなり浸透しているように思われます。

オンラインで情報収集や商談を経験した人は、オンラインとリアルのハイブリッド傾向が強いグラフ1

まとめ

今後もオンラインでの商談や情報収集は活発化していくと考えられます。とはいえ、住宅の建築や購入はとても大きな買い物。オンラインだけで進めるには不安もあると思います。今後はオンラインで済ませられることは効率よくやりとりをし、必要に応じて実際に足を運び、対面で話を聞いたり実物を確認するという“ハイブリッド”が主流になるかもしれませんね。

次回は第1回~第4回を通して見てきた調査結果から、今後の住まい作りのヒントを導きます。

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第3回は、在宅時間の長さが、新しい家づくりにどう影響したかを見ていきます。

調査概要

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時期:2020年10月15日(木)~18日(日)

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一戸建て住宅の建て替え・新築を検討する理由は?

第2回でご紹介した通り、一戸建て転向層は在宅勤務経験のあり・なしの影響が強いことがわかりました。では、住まいづくり、間取りや住環境も全て仕事優先になってしまったのでしょうか。

コロナ禍前後で、一戸建て住宅の建て替え・新築を検討する理由として変化した項目を聞いてみました。まず、回答者全体をみますと、「家族で過ごす時間を大切にしたいと思うようになった」が41%と最も多く、2位の「在宅勤務・テレワークを経験した、または、以前より実施時間が増えた」を7ポイント上回る結果となりました。続いて、「近くに公園や自然がある方がいいと思うようになった」「通勤の利便性より環境を優先するようになった」といった、環境面を理由の変化としてあげています。

一戸建て住宅の建て替え・新築を検討する理由は?グラフ1

同じ質問を、在宅勤務経験のあり・なし別でみますと、経験ありの人は「在宅勤務・テレワークを経験した、または、以前より実施時間が増えた」とほぼ同率で「家族で過ごす時間」が並んでいます。また、特に重視しているものに限れば、在宅勤務経験のあり・なしに関わらず、「家族で過ごす時間を大切にしたい」が1位となりました。在宅勤務を経験してなお一層、家族と過ごす時間を重視した住まいづくりを検討しているといえます。

一戸建て住宅の建て替え・新築を検討する理由は?グラフ2

一戸建て住宅に求めるものはコロナ禍以前と比べて、どのような変化がありましたか?

間取りや設備に求めるものの変化についてもお聞きしました。回答者全体でみますと、「広いリビングが欲しくなった」が38%とトップ。続く項目も、収納スペース、風通し、日当たり、広いキッチン、と広さと快適性を求める項目が上位になりました。

逆に、仕事専用のスペースは25%とトップ10にも入っていません。それよりも高かった項目は、「家族がプライベートを確保できる個室環境」でした。このことから、広さ、快適性を基本に、プライバシーを保ちつつ、家族と緩やかにつながっていたいニーズが推察できます。

左グラフ(一戸建て住宅に求めるものはコロナ禍以前と比べて、どのような変化がありましたか?)右のグラフ(一戸建て住宅に求めるものはコロナ禍以前と比べて、どのような変化がありましたか?)

在宅勤務経験層も、求めるものは広さと快適性

在宅勤務あり・なしで、欲しくなった間取り・設備のランキングをみても、トップは変わらず、広いリビング。加えて、在宅勤務経験ありの人は、収納、スペース、日当たり、風通し、個室環境、リフレッシュできる自然素材と続き、長くなった在宅時間を、快適に過ごし、仕事とプライベートを切り替えていこうというニーズが読み取れます。

在宅勤務経験層も、求めるものは広さと快適性表1在宅勤務経験層も、求めるものは広さと快適性グラフ2在宅勤務経験層も、求めるものは広さと快適性グラフ3

まとめ

在宅勤務や飲食店の時短営業など、家で過ごす時間が長くなるにつれ、家でどう快適に過ごすかが重要となり、新たな家づくりにも影響を及ぼしていることがわかりました。

第4回では、コロナ禍で住宅展示場の訪問や対面での相談が難しくなっている中、家づくりをしている人たちがどのように情報を得ているのか、「リモートでの家づくり」について見ていきます。

本サイトを運営する日本経済社が行ったインターネット調査では、新型コロナウイルスの流行に伴う、家づくりへの意識の変化が見られました。

第2回は、在宅勤務経験が家づくりに与えた影響を見ていきます。

調査概要

目的:新型コロナウイルス感染拡大が注文住宅購入検討層に与えた影響の把握

時期:2020年10月15日(木)~18日(日)

調査方法:インターネット調査

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対象:「2年以内に、注文住宅の購入・建築を検討している人」 300 名

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在宅勤務経験が、一戸建てへの転向を後押し

第1回で、コロナ禍を経て家づくりの計画が変更、具体化した層がいることについて触れました。その要因について考えていきたいと思います。

マンション購入から一戸建てに検討を変えた『一戸建て転向層』、コロナ禍を経て計画が具体化した『計画積極派』に、新型コロナウイルス感染拡大以降の在宅勤務経験が影響していることがわかりました。

一戸建て転向層の比率を在宅勤務経験のあり・なしでみると、在宅勤務経験がある人のほうが15ポイント上回ります。また、家庭内での在宅勤務実施人数が2人以上と0人では、2人以上のほうが21ポイントも上回ります。

在宅勤務の経験が一戸建てへの気持ちを後押ししたと言えるでしょう。

左グラフ(在宅勤務経験が、一戸建てへの転向を後押し)右のグラフ(在宅勤務経験が、一戸建てへの転向を後押し)

在宅勤務経験が、計画をより具体的・迅速化へ

同じように、在宅勤務経験のあり・なし、家庭内での在宅勤務実施人数別に、計画の具体性と購入予定時期をみると、在宅勤務経験ありの人の方が、計画が具体的になり購入予定時期も早まっていることがわかります。興味深いのは、在宅勤務を2人以上実施した人は、購入予定時期は変わらないものの、計画が具体的になった人が半数近くいる点です。複数の在宅勤務経験を通じて、住まいをもっとこうしたい、こう変えたいという気持ちが高まったのかもしれません。

左グラフ(在宅勤務経験が、計画をより具体的・迅速化へ)右のグラフ(在宅勤務経験が、計画をより具体的・迅速化へ)

在宅勤務経験は7割、60代も半数以上が経験

参考までに今回の調査の、コロナウイルス感染拡大以降の在宅勤務実施率を、世代別にみてみますと、最も多いのが40代の82%、60代でも半数以上の人は経験している結果となりました。首都圏における働き方の変化、在宅時間の長時間化は明らかといえます。

在宅勤務経験は7割、60代も半数以上が経験グラフ

まとめ

在宅勤務の経験が、家づくりを積極的に進めることの要因になっていることがわかりました。

次回は家にいる時間が長くなったことで、これからの住まいに求めるものはどう変わったのかを見ていきます。

本サイトを運営する日本経済社が行ったインターネット調査では、新型コロナウイルスの流行に伴う、家づくりへの意識の変化が見られました。

第1回は、コロナ禍が家づくりに与えた影響を見ていきます。

調査概要

目的:新型コロナウイルス感染拡大が注文住宅購入検討層に与えた影響の把握

時期:2020年10月15日(木)~18日(日)

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対象:「2年以内に、注文住宅の購入・建築を検討している人」 300 名

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約半分が“併願者”。6割がマンションもあわせて検討中。

今回の調査では、「2年以内に、注文住宅の購入・建築を検討している人」を対象にしていますが、実際には注文住宅だけではなく、さまざまな選択肢を検討していることがわかりました。

300名の回答者のうち、現在、注文住宅のみを検討している人は49%、それ以外もあわせて検討している人、言わば「併願者」が51%と、ほぼ半々になりました。

併願者は分譲住宅や一戸建て中古住宅の検討に加えて、新築・中古マンションもあわせて検討していることがわかります。新築マンションにいたっては、6割近くの人が併せて検討しています。新たな住まいの形態について想いが揺れ動いていると言えます。

左グラフ(約半分が“併願者”。6割がマンションもあわせて検討中。)右のグラフ(約半分が“併願者”。6割がマンションもあわせて検討中。)

戸建てとマンション、どちらを選ぶ?

コロナ感染拡大の前後で、マンションと一戸建て住宅の検討順位の変化があったかどうかを聞いたところ、36%の人が「以前はマンションの購入を第一に検討していたが、今は一戸建て住宅を最優先に検討している」ことがわかりました。4割近い人が、マンション最優先から変更したということになります。今回、この人たちを、『一戸建て転向層』と呼ぶこととします。

左グラフ(戸建てとマンション、どちらを選ぶ?)右のグラフ(戸建てとマンション、どちらを選ぶ?)

計画の具体性及び購入予定時期は?

さらに、コロナ感染拡大の前後では住宅計画の具体性や購入予定時期は、どのように変わったのでしょうか。

72%の人が、「コロナ禍前に比べて、計画がより具体的になった」と答えています。さらに、19%の人は「計画が具体的になり、さらに購入予定時期が早まった」と積極的な変化をあらわしています。この人たちを、『計画積極派』と名付けます。

左グラフ1(計画の具体性及び購入予定時期は?)右のグラフ1(計画の具体性及び購入予定時期は?)

では、先ほどの一戸建て転向層をとりあげて見てみましょう。

85%もの人が「計画が具体的になった」35%の人が、「以前よりも計画が具体的になり、購入予定時期が早まった」と回答しています。全体と比べて違いは明らかです。一戸建て転向層は計画積極派にも変化したことがわかります。

左グラフ2(計画の具体性及び購入予定時期は?)右のグラフ2(計画の具体性及び購入予定時期は?)

まとめ

コロナ禍の影響で、家づくりの計画も滞りがちかと思いきや、積極的に計画を進めている人が多いことに驚きます。その要因は何でしょうか? 第2回以降で掘り下げて行きます。