調査で見る「総合住宅展示場の魅力! 来場予約も活用」
―総合住宅展示場来場者アンケート2020(7)

掲載日:2021/06/23

住宅生産振興財団と住宅展示場協議会では、毎年全国の総合住宅展示場に来場した方を対象に「総合住宅展示場来場者アンケート」を実施しています。

本シリーズでは2020年の調査の内容を詳しく見ていきます。

第7回は「総合住宅展示場の魅力」についてです。

調査概要

目    的: 総合住宅展示場来場者の住宅計画および総合住宅展示場の利用実態等を分析・把握すること
時    期: アンケート依頼  2020年8月21日~9月22日
アンケート回収  2020年8月29日~10月5日
集 計・分 析  2020年10月6日~11月2日
調 査 方 法: 全国32の総合住宅展示場への来場時にアンケートを依頼し、帰宅後に直接記入していただき、後日郵送にて回収
データ提供元: 住宅生産振興財団 住宅展示場協議会
調    査: (株)日本経済社

調査概要

◆目  的

総合住宅展示場来場者の住宅計画および総合住宅展示場の利用実態等を分析・把握すること

◆時  期

アンケート依頼 2020年8月21日~9月22日

アンケート回収 2020年8月29日~10月5日

集 計・分 析 2020年10月6日~11月2日

◆調査方法

全国32の総合住宅展示場への来場時にアンケートを依頼し、帰宅後に直接記入していただき、後日郵送にて回収

◆データ提供元

住宅生産振興財団 住宅展示場協議会

◆調  査

(株)日本経済社

魅力に感じるのは「比較」「担当者への相談」

総合住宅展示場訪問の魅力について聞いたところ、「魅力に感じる」が最も多かったのは「C)複数のモデルハウスを見学して、比較検討ができる」でした。「魅力に感じる」「やや魅力を感じる」をあわせると、最も多いのは「D)住宅会社の担当者に直接質問・相談することで、自分に合った住宅会社を探したり、確認することができる」でした。

住宅展示場の魅力度(グラフ)

年代別にみていくと、全体的に若年層はさまざまなことに魅力を感じています。ほとんどの項目で若年層のほうが魅力を感じている人が多いのですが、「A)モデルハウス見学で、間取りや室内空間を実際に体感して確認できる」については、年齢層が上がるにつれ魅力を感じる人が増えています。

住宅展示場の魅力度(年代別)(グラフ)

来場予約の利用状況は?

総合住宅展示場の来場予約制度について『認知度』(知っていて、利用したことがある+知っているが、利用したことはない)は61.7%という結果でした。年代別では、年代が上がるにつれ、認知が下がる傾向です。

来場予約制度の認知・利用経験(グラフ)

来場予約制度について「魅力に感じる」「やや感じる」をあわせた『魅力度』は、87.5%でした。年代別では若年層のスコアが顕著に高く、『魅力度』は91.6%となっています。

来場予約制度の魅力度(グラフ)

まとめ

住宅展示場の魅力についてまとめると、

・若年層は住宅展示場のさまざまな面に魅力を感じている

・年齢層が上がるにつれ、間取りや室内空間の実体験の魅力度がアップ

・来場予約は若年層に人気

という結果となりました。

住宅展示場の来場予約は、訪れるモデルハウスが決まっている時にスムーズに案内してもらえるメリットがあります。さらに家族構成や希望のプランなどをあらかじめ伝えておくと、それにあわせた資料も用意してくれるので、より充実した情報収集ができます。

ただ、予約なしでも気軽に訪問できるのも住宅展示場のメリット。上手に使ってモデルハウスめぐりを楽しんでみてください。

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